■ Title Index : all ア カ サ タ ナ ハ マ ヤ ラ ワ A-Z・数字 監督別 |
■ ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ |
2005年
08月
24日
(水)
17:40 |
編集
イノセントな癒しを描く小品、直球ながら透明感のある愛情に心打たれる。
窪塚洋介のあの事故だか自殺だかよくわからない事件には正直興味ないし、窪塚のファンでもない。だが、この「Laundry」という作品は結構好きだ。
低予算な邦画のラブストーリーと言われればそれも当たっているだろう。しかし知的障害のあるテルといういかにも映画としてはあざとさを感じさせられてしまいそうな青年を誰が演じるかによって、この映画はかなり変わっていたのではないかと思う。つまりそのくらい窪塚洋介という役者が上手いと思わせられる作品なのだ、そう、所謂「窪塚な」イメージのキレた感じの危ない役よりもずっと。難しい役柄を窪塚がギリギリの線で踏みとどまってきっちり見せてくれたと思う。
信じることしか知らないテルの持つ純粋さに水絵(小雪)が癒されていくのと同時に、観る者もその無垢な魂にいつのまにか胸打たれる。
映画としては窪塚主演なら「GO」を推すが、本作は彼の役者としての幅の広さを感じさせられる作品だった。
但し脚本や演出は嵌れないとかなりあざとい印象を持ってしまうだろうし、センチメンタルでファンタジックな世界観には賛否あるかもしれない。ストレートにこの世界を受け容れられれば、静かでなかなか味わいのある作品だと思う。








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