-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「ルールズ・オブ・アトラクション」
2005年 08月 24日 (水) 17:35 | 編集
 ルールズ・オブ・アトラクション

「ルールズ・オブ・アトラクション」 ★★★

THE RULES OF ATTRACTION(2002年アメリカ)
監督:ロジャー・エイヴァリー
キャスト:シャニン・ソサモン、ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク、イアン・サマーホルダー、キップ・パルデュー
公式サイト


ネタバレ有り
「レス・ザン・ゼロ」「アメリカン・サイコ」に続く、ニュー・ロスト・ジェネレーション作家ブレット・イーストン・エリスの原作映画化の最終章。

ヤりまくることに関しては「天国の口、終わりの楽園。」のノリに近い。ドラッグと酒とSEXに溺れる享楽的大学生活、即ち"そんな彼等のほぼ猿な日々"をスタイリッシュに描きつつ、やるせない青春の日々がチクリと心に響く、そんな群像劇だ。

演出構成面では、「パルプフィクション」的な時間軸交差による構成や、画面分割による同時並行な見せ方、また逆回し早回しの多用等風変わりで目新しい演出が非常に印象的ではある。
その実ストーリーは軽薄路線からオーソドックスな三角関係の悲恋物に帰結して、SEX中にゲロかけられようが本命の彼女のルームメイトとヤっちゃおうが、切ない青春ドラマに着地してしまうのだ。このバカ過ぎな設定からドラマに持っていくには正直無理矢理な印象は否めない。どうせなら最後までダメダメなまま突っ走って青春の虚無感・閉塞感をシニカルに描いた方が良かったのではないかと思う。しかも80年代の感覚を現代に置き換えても今さら目新しさはないわけだから、そういう若干使い古された感覚のある「若者」のイメージは少々時代感覚がずれているように思えてならない。

まぁ、こみ上げる感動や泣ける等の感傷は一切なく、どの登場人物にも感情移入はし難い。多少周囲に流されてばかりの青春の歯痒さ・もどかしさを憂鬱に反芻するくらいの感傷はあるかもしれないが、それも少し弱い。斬新な演出は買うが青春映画としては物足りなさが残った。

何がいいってキップ・パルデュー演じたヴィクターのヨーロッパ旅行5分間ダイジェストが激お勧め、あの部分だけは物凄く面白いw。
ついでに ⇒ ■キップ・パルデュー 独占インタビュー

尚、ニュー・ロスト・ジェネレーション世代作家とはアメリカの80年代のバブル期を背景に登場した無責任・無気力・無関心な若者世代の「倦怠・虚無・憂鬱」を描いた作家たちを指すらしい。参考まで。


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■ブレット・イーストン・エリスの原作
   ・ アメリカン・サイコ
   ・ レス・ザン・ゼロ
   ・ ルールズ・オブ・アトラクション

■ブレット・イーストン・エリス原作映画DVD
アメリカン・サイコレス・ザン・ゼロ
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