−大学生の自己中ネタバレ映画評−
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新旧オールジャンルの濃い目の映画感想日記です、解釈分析ネタバレ有り。

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「ブルー・ベルベット」
2005年 08月 24日 (水) 14:34 | 編集
ブルーベルベット 特別編 (オリジナル無修正版) ブルーベルベット 特別編 (オリジナル無修正版)

「ブルー・ベルベット」 ★★★

BLUE VELVET(1986年アメリカ)
監督:デヴィッド・リンチ
キャスト:カイル・マクラクラン、イザベラ・ロッセリーニ、デニス・ホッパー 、ローラ・ダーン
   ⇒ 作品紹介
   ⇒ "BLUE VELVET"を聴く

日常に口を開ける異世界。
倒錯的な愛情が持つ異常性をリンチが暴き出す。

まだ「マルホランド・ドライブ」「ロスト・ハイウェイ」ほどではないが、リンチならではの狂気の片鱗がラブストーリー&サスペンスの混沌の世界に垣間見える。
更にブルー・ベルベットという曲が、映画の内容を予期させないクラシカルな恋愛物の雰囲気を醸成し、聴いたら暫く忘れられなくなるというオマケ付き。曲を映画のポイントとして効果的に使うという点では、「イレイザー・ヘッド」のこぶお姉さんの歌や、マルホのクラブ・シレンジオと共通している。

正直イザベラ・ロッセリーニの美しさというのはぴんと来なかった。だが客観的に考えると彼女は、非日常性を全身から醸し出して実にエロくて妖しい。サスペンス作品としては凡庸な出来でエログロ度もそう高くないが、二人の女で象徴される日常(ローラ・ダーン)と非日常(イザベラ)の対比はさすがに上手い。一瞬にして観る者を奇妙な異世界に連れ去るあの独特なトリップ感と唐突な狂気の刹那の演出はやっぱりリンチそのものだ。

まぁカイル・マクラクランが余計な詮索をしなければ何も起こらなかっただろうというしなくてもいい突っ込みをしつつ、初期のリンチ作品として非常に楽しめた作品である。何しろデニス・ホッパーのキレ加減も見事w。
で、カイルは「砂の惑星」にも主演しているが、彼の代表作はやっぱり「ヒドゥン」で決まり。


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■サントラ
ブルー・ベルベット
Comment
この記事へのコメント
こんばんは。
サスペンス的な要素はかなり物足りないですよね。ただ、20年前の映画だと思うと、唸ってしまいました。今見ても妖しい雰囲気の映像なんか全然色褪せてないですもんね。イレイザーヘッドのようなカルト映画でもないし、当時これを観た多くの一般の人達は相当驚いたんじゃないないか〜なんて思います。

それにしてもカイルの恋人役であるサンディ(ローラ・ダーン)、ブサイクすぎでしょ(爆)ラストでパニックになったときの般若のような顔がこの映画の中で一番怖かったですよ。あれは非日常でした。


2006/ 03/ 25 (土) 01: 26: 12 | URL | baoh # JalddpaA[ 編集 ]
>baohさん
リンチの他の作品を観た後だったせいかかなり物足りなかったことは憶えてます。
「耳」だけは強烈にインパクトありましたがw
ローラ・ダーン不細工(爆。
遠い空とかジュラシック・パークだとあまり「女」を感じさせなかったからブサイキーが目立たなかったのかな。顔スゲー長いんですよねw

2006/ 03/ 27 (月) 18: 53: 28 | URL | lin # -[ 編集 ]
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