-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「コヨーテ・アグリー」
2006年 05月 13日 (土) 02:29 | 編集
コヨーテ・アグリー 特別編集版 コヨーテ・アグリー 特別編集版

「コヨーテ・アグリー」 ★★☆

COYOTE UGLY (2000年アメリカ)
監督:デヴィッド・マクナリー
製作:ジェリー・ブラッカイマー
脚本:ジーナ・ウェンドコス
キャスト:パイパー・ペラーボ、マリア・ベロ、タイラ・バンクス、イザベラ・マイコ、ブリジット・モイナハン、アダム・ガルシア、ジョン・グッドマン、メラニー・リンスキー
公式サイト

王道サクセスストーリーだが、コヨーテ・アグリーというエキサイティングなバーをドラマの軸としてもっと生かして欲しかった。

NYのイーストビレッジに実在するクラブにインスパイアされて作られた脚本らしい。
物語は何のことはない、アメリカン・ドリームを叶えるサクセス・ストーリーであり非常にオーソドックスな青春ドラマである。
見所はヴァイオレットという少女がNYでの様々な出会いを経て成長し、父親や恋人等周囲に支えられつつソングライターの夢を叶えるという成功譚と、彼女が偶然アルバイトし始めた" コヨーテ・アグリーCoyote Ugly "におけるダンス・パフォーマンス・ショーか。

このコヨーテ・アグリーの映像は何しろ印象的だ。酒はぶちまける、客に水を浴びせる、カウンターで踊りまくる、という女バーテンダーの個性がなかなか強烈。ダイブ有りの絶叫モードでほぼ真夏のライブハウスのクライマックスに近い状態が毎晩繰り広げられている、と言えば解り易いか。特にマリア・ベロの迫力が際立ち、このバーをポリシーとプライドで支える魅力的なマスターを見事に演じている。
但し作品自体の本流から見るとコヨーテ・アグリーはあくまでオマケ、結局ヴァイオレットのアルバイト先に過ぎず、彼女の成長とNYらしさの演出に一役買う程度の存在なのだ。折角の刺激的な設定をまるで生かしていない脚本には落胆させられてしまった。
正直に言わせて貰えば、ブラッカイマー製作「フラッシュダンス」と同じパターンを陳腐に繰り返すよりは、コヨーテ・アグリーというバーに集う人々の生き様を描き出す群像劇にした方が余程面白かったのではないかと思う。あのバーにいたコヨーテ達は結局腰振って踊って酒をふるまうだけの存在で、彼女達の人生については一切描かれず、単に青春ドラマのスパイスとして添え物のように飾られているに過ぎない、これではあまりに勿体ないではないか。

親子の愛情、友情、恋愛、そして夢、すべてが丸く収まるハッピーエンドが観たければお薦めの作品だろう。こんな上手く行くわけないけど映画なんだからいいじゃないか、後味爽快大満足!という人も多いかもしれない。
しかしいかにも安易で物足りないと思う。いや、むしろ「フラッシュダンス」のリメイクだったのだろうか、これも見事にブラッカイマー印の作品だった。(いい加減学ぼうぜ俺

因みにヒロインの歌声は1996年にデビューしたリアン・ライムスLeAnn Rimesによる。アルバム「ブルー」でグラミー賞最優秀新人賞を受賞、全米で500万枚のセールスを記録しているそうだ。映画のエンディングで登場し歌っているのが本人。サントラには彼女の曲が4曲収録されている。

 コヨーテ・アグリー@映画生活
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■コヨーテ・アグリー サウンドトラック
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■リアン・ライムスの歌声が気に入った方はこちらもどうぞw
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