−大学生の自己中ネタバレ映画評−
NUMB
 Title Index : all           A-Z・数字 監督別 

 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★〜★★ 

新旧オールジャンルの濃い目の映画感想日記です、解釈分析ネタバレ有り。

【 about 】
   ・ このブログは無期限休止中です。多忙につき、現在コメントへのレス及び
     トラックバック返しはしていません。
   ・ 記事の検索は上のTitle Index、又はサイドバーのカテゴリーからどうぞ。
   ・ 当ブログの★評価・スタンス
   ・ トラックバックポリシー
   ・ 関連記事へのコメント・TBはご自由にどうぞ。
     但し誹謗中傷又はスパムコメント・TBについては、管理人の判断にて予告無しに
     削除しますので予めご了承下さい。
   ・ 駄文の著作権は放棄していません、記事の無断転載は禁止w。       



「レイン」
2006年 05月 06日 (土) 19:58 | 編集
レイン デラックス版 レイン デラックス版

「レイン」 ★★★

BANGKOK DANGEROUS(2000年タイ)
監督:オキサイド・パン、ダニー・パン
脚本:オキサイド・パン、ダニー・パン
キャスト:パワリット・モングコンピシット、プリムシニー・ラタナソパァー、ピセーク・インタラカンチット、パタラワリン・ティムクン
   ⇒ 公式サイト
   ⇒ レイン@映画生活

香港映画かと思ったらタイ映画でした。

「男たちの挽歌」や「インファナル・アフェア」などの作品に限りなく近い雰囲気を持っている、タイ産の香港ノワール風サスペンス・アクション。
若干荒唐無稽な設定からセンチメンタリズムを秘めたドラマティックな展開をする脚本、シャープで派手な銃撃戦、ベタだが哀愁を帯びた作風はまさにその匂いだ。
殺人マシーンとして生きてきた聴覚障害者の男が女の優しさに触れてその運命に苦悩するというありがちなストーリーだが、凝りに凝った映像とハードボイルドな音楽が相まってなかなか切ない作品に仕上がっていると思う。

最大の魅力はその映像だろう。舐めるように人物の表情を捉えるカメラ、アングルを変えて映し出されるリズムのあるカット。モノクロームで描かれた過去の記憶、そして特に赤やグリーン、青といったカラーに染まりながら、タイのダークな裏社会を映し出していく黒基調の夜の風景は監督のセンスを感じさせるものだ。ゆっくりと流れ出して広がっていくどす黒い血の海が、コンという男の逃れようも無い運命を象徴するかのようでもある。ただ難を言えばこのスタイリッシュな映像がどうしようもなくベタベタに感傷的なストーリーとどうも上手く噛み合わなかった印象もw。

純朴な女に接近するコンなんてあれがアキバ系のルックスなら間違いなくストーカー呼ばわりされるだろうという怪しさだし、デートで無声映画を観る辺りもあざとさ全開、色んな部分で極端過ぎる展開には拙さが残る。どこかで観たような既視感のあるストーリーもちょっとマイナスポイントだ。
タイのイケメン男二人の壮絶な死にっぷりと凝った映像を観たい人にはなかなか楽しめるかもしれない。しかし娼婦役の女優はMr.レディーにしか見えなかったなぁw。


人気Blogランキング 映画ランキング エンタメ@BlogRanking
ブログランキングネット HPランキング bloog.jpランキング ブログコミュニティくつろぐ
記事が気に入って頂けましたらClickお願いします!好みのブログ検索にもどうぞ



■関連記事TB送信ブログ様(TB返し除き):(順不同敬称略)

■オキサイド・パン監督作品
the EYE (アイ) デラックス版 the EYE (アイ) デラックス版

テッセラクト テッセラクト
Comment
この記事へのコメント
パン兄弟ですね。
とても好きな監督です。
私の中で、この映画でタイ映画の評価が変りました。

『テッセラクト』は「四次元云々」がイマイチでしたけど映像や雰囲気はいですよ。
『theEYE』はたしか「2」「3」が上映されるのでは?
一時期トム・クルーズがリメイク権を買ったとかって話聞きましたがどうなったのでしょうか?
2006/ 05/ 10 (水) 01: 42: 29 | URL | 健太郎 # y/MN7pSg[ 編集 ]
>健太郎さん
この兄弟の作品て本当に映像が凄くいいですよね。
「テッセラクト」も話は凡庸でしたがあの映像は魅力的だったです。
ハリウッドリメイク話 http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3666
その後どうなってるんでしょうね。
2006/ 05/ 11 (木) 01: 10: 52 | URL | lin # -[ 編集 ]
『レイン』ではないのですが、仙台でようやく『theEYE』の「2」「3」が連続で上映されます。
タイ映画の続き物は『アタックナンバーハーフ』の「1」「2」しか観ていないので楽しみです。
トム・クルーズのリメイクの件ですが、監督は『リング』を自らハリウッド版『ザ・リング』としてリメイクした中田秀夫監督らしいです。
何だかおかしな話ですよね。
タイ映画のアメリカリメイクで監督が日本人てのは。
2006/ 06/ 05 (月) 01: 38: 26 | URL | 健太郎 # y/MN7pSg[ 編集 ]
>健太郎さん
中田監督なんですか! へぇ〜、ホラー色強くなるのかな・・・
「ザ・リング」が何気に評価されているんでしょうね、知らなかったです、情報ありがとうございましたw
2006/ 06/ 05 (月) 07: 32: 57 | URL | lin # -[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL :
コメント :
パスワード :
秘密 : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
私の声はあなたに届かない・・・想いはどうだろう・・・? 参りました。 今年もアレが一気に大爆発ですよ。 ・・そう。 花粉ですよ、K・...
2008/03/06(木) 00:02:27 | すきなものだけでいいです
『レイン』耳の聞こえない殺し屋コン(パワリット・モングコビシット)は、兄貴分のジョー(ピセーク・インタラカンチット)とその元彼女で、組織との連絡役でもあるオームしか知る人のない孤独な青年。彼はただ、組織の命じるままに人を殺してきた。小さい頃から耳が聞こ...
2008/06/20(金) 12:52:20 | *モナミ*
copyright (C) NUMB all rights reserved.
designed by polepole..