-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「贅沢な骨」
2005年 08月 24日 (水) 12:28 | 編集
贅沢な骨 贅沢な骨

「贅沢な骨」 ★★★

TORCH SONG(2001年日本)
監督:行定勲
キャスト:麻生久美子、永瀬正敏、つぐみ

酸欠の金魚に重ね合わされる2人の女と一人の男。
まるで水槽のような部屋の中で、危うく保たれた平静と均衡。

咽喉につかえて取れない骨が本当は何を意味するのか?
金魚のように口を開けて、息苦しさにもがく女の表情は孤独だ。
口に出して語られる事のない嫉妬・トラウマ・愛情、複雑な感情が交錯しながら、奇妙な三角関係はゆっくりと終焉に向かっていく。あたかもジューサーミキサーに象徴される危うさと破綻の予感を秘めて。

そう、骨は刺さっていないのだ。息苦しいのは女が閉塞した人間関係に疲弊していることを示しているのだろう。ひと度スイッチが入れば命がないミキサーの金魚は、彼等の部屋と3人の関係自体をそのまま象徴するのである。

このような微妙な感情を描くことにかけて、行定監督は非常に上手い。だが、はっきりした結論が出るような類のストーリーではないし、メタファー要素のあざとい使い方も含め、評価が分かれるところかもしれない。 恋愛と友情の繊細な心の駆け引きを楽しみたい人にはなかなか面白い作品だろうが、心を動かされるような部分が少なく絶賛できるような出来ではないのが残念。

で、商売なのに最後まで脱がないし見せない麻生久美子があまりにも不自然、少しはつぐみを見習いましょう。永瀬も相変わらず上手いんだか下手なんだかサッパリな芝居だし、人物像が捉え難いのもマイナス要素だと思う。


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