-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「サンセット大通り」
2006年 03月 09日 (木) 09:25 | 編集
サンセット大通り スペシャル・コレクターズ・エディション サンセット大通り スペシャル・コレクターズ・エディション

「サンセット大通り」 ★★★★

SUNSET BOULEVARD、SUNSET BLVD. (1950年アメリカ)
監督:ビリー・ワイルダー
キャスト:グロリア・スワンソン、ウィリアム・ホールデン、エリッヒ・フォン・シュトロハイム、ナンシー・オルソン、フレッド・クラーク、ジャック・ウェッブ、ヘッダ・ホッパー、バスター・キートン、セシル・B・デミル
   ⇒ サンセット大通り@映画生活

"映画こそ我が人生"

往年の大女優としがない脚本家のメロドラマを通して、ハリウッドの夢の舞台の光と影を見事に映し出したシニカルな一篇である。
過去の栄光にしがみついて生きる女優とその夢を必死に守ろうとする執事、スクリーンに名前を刻むことを夢見る脚本家というキャラ立ての明快さ。プロローグで現れる死体が語り部となるというシンプルで斬新な構成。50年以上経ても尚輝き続ける名作とはこういうものであろう。
ハリウッドの裏側にスポットを当てたこの作品の見所は、絶妙なるキャスティングにもあるようだ。ノーマを演じたグロリア・スワンソン自身が無声映画時代の大女優。様々な逸話を持つ大スターであり、この「サンセット大通り」でカムバックを果たすがオスカーは逃している。(グロリア・スワンソンのプロフィールは此方)。更にセシル・B・デミル本人役で出演のデミル自身が彼女を育てたのも実話であり、スワンソンの初期はデミル作品が多い。
まさに現実のハリウッドを標榜するキャスティングによって、サイレントからトーキーへの映画革命で置去りにされた人々の哀しみや映画界の現実が此処にリアルに再現されているのだ。

特に映画の1シーンを再現するクライマックスは出色である。大女優ノーマの至福の表情に溢れる狂気はあまりにも滑稽で哀しい。愛し続けた映画に魅入られ堕ちていく女優の表情がぼんやりと霞んでいくラストシーンは、消えていく栄光への夢とオーバーラップして圧巻である。

リンチの「マルホランド・ドライブ」がこの作品のオマージュであるとされる。華やかなスクリーンの裏で繰り広げられるスター達の興亡を鮮やかに描き出したビリー・ワイルダーの傑作であり言うまでもなく映画史に残る名作であろう。1950年アカデミー脚本賞受賞。グロリア・スワンソンの狂気を帯びた鬼気迫る表情は一度観たら忘れられないw。

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