■ Title Index : all ア カ サ タ ナ ハ マ ヤ ラ ワ A-Z・数字 監督別 |
■ ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ |
2006年
03月
03日
(金)
00:03 |
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![Assault on Precinct 13 [Original Motion Picture Soundtrack]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B00076YP62.09.MZZZZZZZ.jpg)
「アサルト13-要塞警察-」 ★★★
ASSAULT ON PRECINCT 13 (2005年アメリカ)
監督:ジャン=フランソワ・リシェ
脚本:ジェームズ・デモナコ
キャスト:イーサン・ホーク、ローレンス・フィッシュバーン、ガブリエル・バーン、 マリア・ベロ、ジェフリー・ジャ・ルール・アトキンス、ドレア・デ・マッテオ、マット・クレイヴン、アイシャ・ハインズ、ブライアン・デネヒー、ピーター・ブライアント、フルヴィオ・チェチェーレ、キム・コーツジョン・レグイザモ
⇒ 公式サイト英語、日本語
⇒ アサルト13 要塞警察@映画生活
若干ネタバレ有り
そつなくまとまっている普通に面白いB級エンタメ作品。や、ホントストレス解消にはサイコーw
ジョン・カーペンター監督の「要塞警察」リメイク物らしい。
閉鎖予定のオンボロな13分署が要塞化して展開するアクションサスペンス。単なるアクションに留まらず、このところどんどん情けなく胡散臭い風貌になりつつあるイーサン・ホーク演ずる警官が引き摺るトラウマとの葛藤、凶悪犯との駆け引き等が織り込まれることによって観る者を飽きさせないなかなか
途中でこんなことでいいのか?と突っ込みたくなる部分は案の定山ほどあるのだが、実はナイーブな主人公(元囮捜査官)が凶悪犯と対峙しながら過去への逡巡とトラウマを乗り越えていく涙涙のエピソードが柱となって、軸のぶれない娯楽作になっているのがこの作品のポイント。バリバリの最新武装で挑んでくる敵を脆弱な13分署で迎え撃つという、ひたすら守るシチュエーションは実にシンプル、その解り易さが作品の大きな魅力ともなっている。
但し個人的には要塞警察、と銘打っている以上、唐突に林の中で展開するクライマックスは正直興醒めだった。籠城物として最後まで引っ張ってくれた方が緊迫感があって良かったとは思う。
【お約束のネタバレ突っ込み↓
何の躊躇もなくバンバン死ぬ仲間(マジでマリア・ベロの潔い死にっぷりには驚愕)、何故か微妙に弱っちい"最新武装をしている"はずの悪徳警官率いる敵の皆さん方、明らかにはめようとしていることが丸わかりの爺さん警官の誘導、やたら弾だけは豊富な13分署、結構人格者なのかよ!とさえ思える犯罪者モーフィアス。考えてみたら突っ込みどころ多いなオイw】
「マトリックス」のローレンス・フィッシュバーン、悪徳警官には「ユージュアル・サスペクツ」のガブリエル・バーン、HIPHOPのジェフリー・ジャ・ルールが出演する等、癖のある役者を揃えまくってキャラクターもよく立っているのも本作の強味だ。
スケール感は全然ない予定調和物だが多くを期待しなければ悪くない快作である。ノリのいい音楽も最高、「スズメバチ」等が好きな人にはお薦めだろう。ヒューマンドラマばっかりじゃ疲れるからねぇ、面白かったですw
先程他のブログさんの記事を読んでいたら「歯並びフェチが泣いて喜ぶキャスト」という「ねこのひたい~絵日記室」さんの指摘を発見。PCの前で吹きまくった。ホント歯並び悪いねぇ、ここにサラ・ポーリーが出てたら完璧だったなぁ(・∀・)








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■人気ラッパー、ジャ・ルールのお薦めアルバム(一部試聴可)

武骨なR&Bティストのラップを野太い声で聴かせる、押しの強いHIPHOPの雄。PV試聴はココから
ベストアルバムは此方

シングルヒットが全部網羅されているわけではないが最初に聴くなら悪くはない。EMINEM辺りのHIPHOPが好きな人は要チェックのアーティスト。
■オリジナルのジョン・カーペンター「要塞警察」

■スズメバチ

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