-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「タナカヒロシのすべて」
2006年 02月 17日 (金) 22:51 | 編集
タナカヒロシのすべて デラックス版 タナカヒロシのすべて デラックス版

「タナカヒロシのすべて」 ★★☆

(2004年日本)
監督:田中誠
脚本:田中誠
キャスト:鳥肌実、ユンソナ、 加賀まりこ、高橋克実、宮迫博之、伊武雅刀、市川実和子、小島聖、西田尚美、矢沢心、日吉ミミ
   ⇒ 公式サイト
   ⇒ タナカヒロシのすべて@映画生活

自己改革への第一歩は?
もうちょっと編集を上手くやってくれたらカウリスマキのような味わいがあっただろうが、演出に工夫がない、惜しいなぁ。

タナカヒロシに度重なる不幸の連続。平凡ながら幸福な日常を取り戻す為にはその平凡を打破しなくては、という一風変わったシュール系自己実現の物語。
コミュニケーション能力ゼロの男を映画初主演の鳥肌実が好演しているが、彼が出ている割には映画は意外と正統派。面白いのは主人公ヒロシにとっての「平凡な」日常描写だ。2ブロック分けサイド刈上げ頭に、ピンクのユニホームのカツラ工場、股引下着に「テルミンと俳句の会」、これ全然普通に思えないってばw

しかし終盤までとにかくテンポが悪い為、非常に冗長な印象を受けてしまうのが残念だ。特に台詞のない部分の見せ方や「間」には疑問を感じざるを得ない、折角のテーマもちょっと気を削がれてしまうのである。この手の緩い作風が陥りがちなキレの無さは無駄なシーンのカットや編集によってかなり変わると思うし、カウリスマキ作品のようなシャープな演出が欲しいところだ。

但し芸達者な俳優の演技はなかなか見物だし端々に溢れる珍妙なユーモアには笑わせられる。平凡な人間のおかしみが何とも言えない哀愁を漂わせて迫って来る独特の雰囲気は決して悪くない。ユルユルながら辛口ティストの中にちゃんと背中を押してくれるような優しさもある。
誰でも少しはこんな悪循環な時間を経験した事があるだろうが、結局映画の言いたい事は幸福は自分で求めなければ訪れないということ。
いつしか変わるのが怖くなってしまった、そんな人には結構ぐっとくる映画かもしれないですよ。

正直鳥肌実の個性ならもう少しぶっ飛んだ面白い映画になっても良かったと思うのだがどうも不発な印象、捻りのない演出と着地は物足りなかった。
それに

   お 前、 も て 過 ぎ だ ろ う !?

まぁ鳥肌実が見たい人には必見ということでw。


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