-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「フライトプラン」
2006年 02月 03日 (金) 21:50 | 編集
フライトプラン フライトプラン

「フライトプラン」 ★★☆

FLIGHTPLAN (2005年アメリカ)
監督:ロベルト・シュヴェンケ
キャスト:ジョディ・フォスター、ピーター・サースガード、ショーン・ビーン、マーリーン・ローストン、エリカ・クリステンセン、ケイト・ビーハン
   ⇒ 公式サイト
   ⇒ フライトプラン@映画生活

9.11からアメリカ人の中に漂う不安感、それが前面に出たような映画w

ネタバレ有り
飛行中の最新鋭ジャンボから忽然と姿を消した娘を探してジョディ・フォスターが大暴れ。設定的に、同じく密室物の母親の愛情で引っ張るフィンチャーの「パニックルーム」と何が違うのかというと、敵がなかなか見えないところと陰謀なのか妄想なのかというミステリー性の強さだろう。「搭乗記録がない、誰も見ていない、記憶にない」ということが人間一人の存在自体を否定するような奇妙な群集心理の描写もなかなか面白い。娘を助けその生存を証明してみせることだけが彼女自身の正当性を証明することにも繋がっているわけだ。
結論から言えば今回もジョディは強かった、そして相変わらずの存在感。娘を愛する母親の思いが全身から伝わってくる。

だ が そ れ だ け で あ る。

よく考えれば考えるほどはっきり言って脚本は穴だらけ、ミステリーの伏線も未回収、終盤では完全に失速してしまう。細部殆ど詰められていないまま観客の判断任せで放置されたエピソード等もどうにも粗くて大雑把過ぎる。
本作は娘が消えた謎を追うミステリータッチで観客を惹きつけておいて、終盤はサスペンスアクション(勿論予告編以上のものは何もないがw)でまとめる。ちょっとあり得ない無理矢理なシチュエーションではあるものの、98分というコンパクトな長さに話を収拾しているので、ジョディ・フォスターの熱演にも助けられ一見そこそこなドラマに仕上がっているように感じられるかもしれない。しかしサスペンスとして考えれば、これだけ整合性がなく都合のいい偶然に依存して終始するのはやはり疑問だ。

大体何だあの犯人の馬鹿さ加減は(怒。爆弾を仕掛ける棺欲しさにわざわざジャンボの設計技師の旦那を選んで殺すような用意周到さの割には、機内の仲間はスッチー一人だけ、乗客が一人でも娘を目撃していたら、またジョディがあれだけパニくって大騒ぎしなければこのストーリー自体破綻するだろう。他人事だから誰も見てないのさアハハン♪などというそんな運任せのハイジャックじゃ説得力無さ過ぎである。普通に考えてタイムリーな偶然の重なりに左右されるような杜撰な犯行計画を実行に移すアフォが何処にいるのかと問いたい、頭悪過ぎだろう。

結局見所は前半の謎の提示とジョディの緊迫感溢れる演技に尽きる。いや、それのみと言うべきだろう。
まぁ前半では様々なオチを勝手に想像させてくれるので非常に楽しかった。
①全部ジョディの妄想オチ、最後は精神病院で目覚めて終わり、つまんねぇ!!
②娘が幽霊なオカルト落ち(シックスセンス又はゴシカ風♪)
③あの飛行機自体が既に墜落しててこれは死ぬ前の人間の記憶の再生(マルホかよw)
④実は棺で生きてた旦那の罠、旅客機製造に絡む陰謀が!・・・等々。
ま、ありとあらゆるトンデモオチを想像させられた割りには本編は結局物凄く普通な真犯人と犯行理由なわけだがorz
中途半端なサスペンス、スケールの小さい器物破損アクション。題材的には面白くないわけではないのに非常に勿体ない作品だと思う。しかしエンタメでも無実のアラブ人に罪を着せる(しかも謝らないし)というのはやっぱり9.11の影響なのか、あれは皮肉なのかねw。

というわけでCR氏から「フライトプランのオチを皆で考えてみよう!」スレの提案があったので、こうだったら面白い!というコメント是非お待ちしていますw。


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