-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「輪廻」
2006年 01月 14日 (土) 17:00 | 編集
輪廻 プレミアム・エディション 輪廻 プレミアム・エディション

「輪廻」 ★★★☆

(2005年日本)
監督:清水崇
キャスト:優香、香里奈、椎名桔平、杉本哲太、小栗旬、松本まりか、小市慢太郎、治田敦、三條美紀
   ⇒ 公式サイト
   ⇒ 輪廻@映画生活

ネタバレ有り
前世の記憶を持って人は生まれ変わるのか?
そしてそれが恐ろしい連続殺人事件の記憶であったなら・・・

Jホラーシアター第2弾、しかも「呪怨」の清水監督と言えば観逃せない。
まずこの「輪廻」はストーリーで見せる作品であるということが最大の特長であろう。「呪怨」が少々脚本的には散漫でオバケ屋敷系ビックリ恐怖場面のオンパレードで畳み掛ける作品であったことに比較してみると、遥かにストーリー性の点において見応えがある。

本作は登場人物が殺人事件を映画化するというメタ映画の形式を採る。この方法により、映画の中の虚構と過去の事件が交錯して輪廻転生の真実が少しずつ暴き出されていくという流れが作品の核を手堅く構築していく。更に犯人の撮ったフィルムを同時並列的に見せていくことで小出しに手の内を見せながら、予想を覆す捻りを加えてエンディングまで引っ張る辺りも秀逸である。転生者を一気に収束してクライマックスに導くプロットは強引ではあるが大いに脚本と構成の上手さを感じさせられる所だ。

但しストーリー面に重点が置かれたせいなのか恐怖演出はそれこそ「デジャビュ」である。人形が何度もクローズアップされる辺りは若干チャッキー的だし死者の動きはほぼゾンビ。VFXは面白かったが怖さは正直感じられなかったし迫力不足。まぁ伽椰子や貞子を散々観た今となっては人形やゾンビ程度では恐怖感はあまりそそられないということだろう。勿論そこそこ脅かしてはくれるがやっぱり映像的に一番怖いのは優香の白目かもしれない、彼女のメリハリのない演技はどうかと思うが絶叫シーンについては物凄く上手かったと思う。
フルスロットルのホラーを期待して観ると肩透かしを喰らってしまう点はホラー映画としてはやはりマイナスかな。

視点を変えて見れば、輪廻転生を盲信しその実験台として自らの人生を賭した男が、逆に輪廻転生によって痛烈なしっぺ返しを受けるという話だ。深い思念の輪廻に復讐される愚かな男の悲惨な運命とでも言うべきかw。
子供を殺された老婆が真実を知って優香に仕向けたもの、それこそこの作品の最大の恐怖と呼ぶべき静かなクライマックスである。
恐怖と苦渋の前世の記憶が未来永劫に輪廻し続ける、考えてみれば全くこれ以上ない恐ろしいラストシーンではないか。本当に怖いものは「リング」同様、断ち切ることができないループの中に存在するのだろう。
お約束のびっくり系の恐怖感が無い代わりに謎解き系のストーリーを楽しめるホラー、いやむしろサスペンスと言った方がいいだろうか、予想外になかなか面白かった。
ま、例によって突っ込み所も多い、突っ込み始めるともう大変っす、だけどそもそもホラーなんて理不尽なのが常だからねぇw

追記:突っ込みなので見たい人のみ反転して下さい。
何で女優が発狂してるというのにフィルム皆平然と観てるんだろう、この映画は完成したんだろうか?
椎名桔平や香里奈はじめ転生者は現実に死んだのか、或いは本番映画撮影の途中から総て優香の幻覚と観るべきか、観た方は是非ご意見お聞かせ下さいw


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■「輪廻」サウンドトラック
輪廻 オリジナル・サウンドトラック 輪廻 オリジナル・サウンドトラック

■清水崇監督作品
THE JUON -呪怨- ディレクターズ・カットコレクターズ・エディション THE JUON -呪怨- ディレクターズ・カットコレクターズ・エディション

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