-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ 


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「ALWAYS 三丁目の夕日」
2005年 12月 23日 (金) 00:50 | 編集
ALWAYS 三丁目の夕日 o.s.t ALWAYS 三丁目の夕日 o.s.t

「ALWAYS 三丁目の夕日」 ★★★☆

(2005年 日本)
監督:山崎貴
原作:西岸良平 『三丁目の夕日』
キャスト:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、三浦友和、もたいまさこ、薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮、マギー、温水洋一、小日向文世、木村祐一、ピエール瀧、神戸浩、飯田基祐、麻木久仁子、奥貫薫、石丸謙二郎、松尾貴史
   ⇒ 公式サイト

日本人の大人の為の究極のファンタジー。
「リターナー」の山崎貴監督による、涙と笑いのお約束物群像劇。VFXとミニチュアセットを駆使して再現されたという風景が凝りに凝っていて映画を盛り上げている、この映像だけでも相当面白い。あの時代をリアルタイムで知らない自分にとってはレトロな映像の数々は逆に新鮮でもあったが、実際に30年代の昭和を知る人(というか俺の親ですかw)が観たら、様々な部分で思い入れや共感の度合いは全く違うだろうと思う。そういう意味ではある程度年代が上の人の方がよりはまれるのではないだろうか。

ストーリーはもうこの上なくベタベタな人情話だが、どのエピソードも未来への希望を覗かせつつ安直なハッピーエンドに収めていないところも良かったと思う。この時期に公開される映画は大概予定調和なエンタメバンザイ物が多いが、本作は氷屋のエピソード等の失われゆくものへの視点も見えて適度なほろ苦さがある。また「縁も所縁も無い」赤の他人同士でも心は繋がるというこの時代の距離感の演出も効いている。きっとこの映画を観た多くの観客は、その頃当たり前だった沢山のものを日本人は高度成長と大量消費の物質社会と引き換えにして忘れ去ってしまったのか、なんて思うわけだな。金じゃないよ心だよとか。下手すりゃ何処かに置き忘れた日本人の良心を取り戻そう、なんて頼まれてもいないのに張り切ってみたりするかもしれない。
ただこういうテーマはありがちであるだけに普遍性として昇華し得る為にはノスタルジーの他にもう一つ何か欲しいようにも思う。
また若干ブラックアウトする場面転換の必要性には疑問を感じるし、こういう人情舞台的雰囲気は個人的にはあまり映画として評価したいとは思わないが、「日本人」の心の琴線に触れる作品ではある。

キャスト面もよく吟味して配役されたのだろう、中でも吉岡秀隆と堀北真希は良かった。西岸良平のコミック自体はどんなティストなのか知らないが、それぞれのエピソードの内容が濃く、2時間25分という長尺をそれほど感じさせない群像劇だった。2作目あるかもね、というかこれって寅さんみたいにシリーズ化可能なストーリーだよな。(吉本新喜劇風味でもありw

映画を観る前は、昭和33年の東京の風景や日常とかそんなものは知ったことじゃないし、iPodもPCもDVDもコンビニもない不便でクソつまんねー時代を短絡的に礼讃する懐古趣味の物質社会否定映画なぞどこが面白いのか、と声高にほざいていたが(キャラ的には一応w)、とりあえず映画自体の出来はそれ程悪くなかった。製作スタッフの苦労は相当なものだっただろうと思う。
あとは舞台チックな箱庭的世界観とこの手のベタなストーリーの好みの問題。

でもやっぱり今の時代が好き♪


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■原作コミック
夕焼けの詩―三丁目の夕日 (1) 夕焼けの詩―三丁目の夕日 (1)

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