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-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ 


「マシニスト」
2005年 12月 23日 (金) 00:11 | 編集
マシニスト マシニスト

「マシニスト」 ★★☆

THE MACHINIST (2004年スペイン/アメリカ)
監督:ブラッド・アンダーソン
キャスト: クリスチャン・ベイル、ジェニファー・ジェイソン・リー、アイタナ・サンチェス=ギヨン、ジョン・シャリアン、マイケル・アイアンサイド、ラリー・ギリアード・Jr、レグ・E・キャシー、アンナ・マッセイ
   ⇒ 公式サイト
   ⇒ マシニスト@映画生活
   ⇒ IMDbのTrailerを観る

ネタバレ有り
そんなに【苦しむ位ならさっさと自首して罪を償えばよかったね】って話。
サスペンスとしては物足りない。

1年前に犯した罪への良心の呵責がトラウマとなって男に幻覚や妄想を見せ】、さらに不眠の悪循環で男の精神が蝕まれていくというサイコ・サスペンス。365日眠れない主人公の不眠の原因はこの男の身辺に起こる様々な異常な事件の謎とリンクする。

あまりにもよくある系のオチなので謎解きを醍醐味とする作品として見ると激しく物足りない。まさかこのオチで終了なのか?と疑いたくなる位捻り不足のごく普通のサスペンスである。要するに総てが主人公の頭の中の「異常」であり「狂気」なわけで、またそれが容易に観る側からも想像できてしまう為に全く怖さや恐ろしさを感じられないのだ。これはサスペンスとしては致命傷だ、正直褒められたものではないだろう。

だが、クリスチャン・ベイルの壮絶な骸骨ぶりは想像以上に凄いのである。それがクソ面白くないこの映画に大いにリアリティと迫力を持たせていることは事実だ。体重の増減が演技力と関係あるとは思わないが、その辺ハリウッドの俳優は徹底してやってくれる、「アメリカン・サイコ」で鏡プレイをやってたり「リベリオン」でガン=カタやってた人と同一人物とはとても思えない。
彼の奮闘っぷりとダークに沈んだ沈痛な雰囲気の映像だけは見所として注目すべきだろう。

、、、でも話はつまんねー。


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■サウンドトラック
The Machinist [Original Motion Picture Soundtrack] The Machinist [Original Motion Picture Soundtrack]

■クリスチャン・ベイルファンの貴方へ
本名はChristian Morgan Bale。
子役として活躍する姉の影響の下、幼い頃より演技の勉強を始め、87年にスピルバーグ監督作品「太陽の帝国」のオーディションで4000人の難関を突破。両親と生き別れになり、強制収容所に送られた少年の成長を見事に演じ、高い評価を得る。以後も堅実にフィルモグラフィを固め、実力派の若手として活躍を続けている。(all cinema onlineより引用)

太陽の帝国 特別版リベリオン -反逆者-バットマン ビギンズ
アメリカン・サイコニュー・ワールド コレクターズ・エディションしあわせの法則 デラックス版

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