-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「コールドマウンテン」
2005年 08月 24日 (水) 11:17 | 編集
コールドマウンテン コレクターズ・エディション コールドマウンテン コレクターズ・エディション

「コールドマウンテン」 ★★☆

Cold mountain(2003年アメリカ)
監督:アンソニー・ミンゲラ
キャスト:ニコール・キッドマン、ジュード・ロウ、レニー・ゼルウィガー、ドナルド・サザーランド、ナタリー・ポートマン、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジョヴァンニ・リビシ、レイ・ウィンストン

ジュード・ロウの「ニコールを訪ねて三千里」。作品は大味でダレる。

「もう一つの風と共に去りぬ」というキャッチは大袈裟過ぎで、正直観ていてあまり面白味はない戦争大河物である。
確かに美しい風景と穏やかな田舎の生活と冒頭の壮絶でリアルな戦闘シーンの対比は、戦争の悲惨さは実によく描き出してみせる。しかしドラマティックな展開は別れと再会の部分少しだけ、むしろ中盤に展開するストーリーは平坦で冗漫、ほぼジュード・ロウの「旅はつれづれ」だ、何だこりゃ。

その辺のだらけた印象を締める恋愛部分の支柱が弱いのがこの映画の最大の難点だろう。そもそもこの二人の純愛ストーリー自体があまりリアリティのある話ではないのに加え、中盤でもって作品の焦点はぼけまくり、大河ドラマ的な大作に仕上げようとして見事に大味になったパターンとしか言い様がない。

時代に翻弄されながら逞しく生きる波乱万丈な女の人生、という既視感のあるドラマを構築するのなら、脚本にはもっとメリハリが欲しいしドラマティックな演出の工夫も必要なのではないか。まぁ役者は豪華なのでそれなりに観られなくもないが本当にダレた、つまらん。

因みにニコールが前半の娘役やるのもきつければ、青年役のジュード・ロウも老け過ぎ、やっぱりキャスティングは年齢的な妥当性も加味してくれないと作品にのれないということもあるとつくづく思う。
レニー・ゼルウィガーだけが一人気を吐いて助演女優賞を獲るのも、あの芯の強さと逞しさがこの作品のもう一つの要でもあるからだろう。だがそれはそもそもニコール演じたヒロイン像に本来備わっているべき魅力なのではないかと思う。考えてみるとスカーレット・オハラのキャラをわざわざレニーとニコール二人に分散させているような人物設定自体微妙なのだ。

第76回2003年アカデミー賞助演女優賞受賞作品。


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