-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「エクソシスト ビギニング」
2005年 11月 13日 (日) 13:26 | 編集
エクソシスト ビギニング エクソシスト ビギニング

「エクソシスト ビギニング」 ★★★

Exorcist: The Beginning (2004年アメリカ)
監督:レニー・ハーリン
キャスト:ステラン・スカルスゴール、ジェームズ・ダーシー、イザベラ・スコルプコ、レミー・スウィーニー、アンドリュー・フレンチ、ジュリアン・ワダム、ラルフ・ブラウン、ベン・クロス、デビッド・ブラッドレー
   ⇒ 公式サイト(英語)
   ⇒ エクソシスト ビギニング@映画生活
   ⇒ IMDbでTrailerを見る

正統派ホラー。だがCGは無茶苦茶ショボいし途中はインディ・ジョーンズな展開。既視感のある世界観は作品にとって果たしてプラスとなっているのかどうか?

監督が交代するなどのアクシデントがあった作品だが、ホラーとしてやたら音で驚かす作風が気にならなければまぁまぁ楽しめる作品ではあると思う。要はナチズムによって信仰の礎を失ってしまったメリンが悪魔との対峙によって再び信仰を取り戻すというストーリーなのだが、知人がインディ・ジョーンズ&オーメンと評した理由もよく判るアドベンチャー・スペクタクル風味なホラーである。
フリードキンのエクソシストではベッドでゲロ吐いて主な攻撃は精神的な攻撃と誘惑ばっかりだった悪魔が、アレグリアとかキダムみたいなアクロバティックな身軽な動きを見せて闘うのは意外に面白かったし、悪魔の罠によってアフリカの部族と軍隊が衝突させられる辺りも薄っぺらになりそうなホラーに厚みをもたらすエピソードとなっていることは確かかもしれない。

しかし如何せん悪魔vsメリンの肝心な戦いは相変わらず祈っているだけという捻りのなさ、折角出口の光を遮るように悪魔をダッシュまでさせたというのに何だかクライマックスもイマイチ盛り上がらないのだ。これは結局悪魔の怖さと強さをあまり感じられないということに尽きるのだが。そもそもキリスト教とあまりご縁が無い日本人にはパズズの像も別に恐怖の象徴にはならないわけで、怖さの演出が音やVFXに頼ってしまっている以上何処かで観た様な演出ではやっぱり物足りない。

更に一番気になるのはエピソードの因果関係の描写が薄い脚本だ。部族と軍の衝突はプロローグで描かれた大虐殺とリンクするエピソードとして位置付けられていることは判る。これが悪魔の成せる業だろうということも理解はできる。だが本来作品の中枢となるべきメリンの信仰の復活という心の闘い・葛藤というテーマに、この虐殺のエピソードを大々的に扱う必要性はあったのかどうか。衝突に到る過程も非常に安易過ぎな展開だし、もしあのプロローグの絶望感をメリンの信仰の崩壊と繋げるだけの脚本があったならこれだけ消化不良では終わらなかったのではないかと思う。期待以上でもそれ以下でもなかったがそれまでの映画でしかない。
しかしカサカサカサっとカニ歩きする悪魔はやっぱりスパイダーウォークに対抗してサービスしたんだろうか、あれってどう考えても笑う所だよなw。


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