-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「クイール」
2005年 08月 24日 (水) 10:39 | 編集
クイール クイール

「クイール」 ★★

監督:崔洋一
出演:小林薫、椎名桔平、香川照之、戸田恵子、寺島しのぶ
作品紹介

クイールのドキュメンタリー?
犬と人間が出会って別れる、その出来事の繰り返しの中で、映画は何らかのテーマを持って描かれるべきだ。

駄作の一言に尽きる。一体この映画は何を描きたかったのか?
盲導犬クイールの一生を描く作品だからといってただ漫然とダラダラそれを描いてしまった、というのは明らかに映画としては失敗だと思う。誕生からその死まで確かにクイールは可愛いが、焦点となるドラマがここにはないのだ。訓練士、パピーウォーカー、盲導犬となってからのパートナー等、様々な人物との関わりがあるにも関わらず、どの人物とのドラマ性も薄いのだ。

特にパートナーの小林薫、その家族とのエピソードが今ひとつ感動を呼べないのはあまりにも勿体ないと思う。折角ナレーションをしている娘役の子もほぼ出番ゼロ、これじゃあまり意味がない。
どうせならきっちり盲導犬の献身的な働きぶりを見せる感動のドラマにするか、盲導犬の重要性を訴える趣旨の映画にするなど、テーマを絞るべきだったのではないか。
これじゃ単に動物モノ映画が好きな人や子供が「クイール可愛かったね?」で終わってしまう。文科省推薦映画的ノリというか小学校で見せられる薄っぺらなビデオと何ら変わらない出来である。とにかく感動を呼びそうで呼ばない、焦点のぼけた平坦過ぎる脚本は非常に残念&若干イライラさせられた。
映画という媒体でクイールとそれを取り巻く人間達の何を伝えたいのか?、明らかにこの作品にはそういうテーマ性が欠落している。

また、変なCGも余計だ、あんなもので奇を衒う必要性は全くないだろう。犬好きな人間じゃなくても興醒めだ。
個人的には犬は自慢じゃないが大好きだ、しかしこの「クイール」に関しては非常に鑑賞後物足りなさの残る作品だとしか言えない。

崔監督の漫然とした映画の撮り方は個人的に支持できないが、「刑務所の中」はその個性が逆に生きている作品である。「クイール」に落胆した人にはお薦めしておきたいと思う。


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