-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「映画に愛をこめて アメリカの夜」
2005年 11月 03日 (木) 01:51 | 編集
映画に愛をこめて アメリカの夜 特別版 映画に愛をこめて アメリカの夜 特別版

「映画に愛をこめて アメリカの夜」 ★★★★

La Nuit Americaine、DAY FOR NIGHT(1973年フランス/イタリア)
監督:フランソワ・トリュフォー
キャスト:ジャクリーン・ビセット、ジャン=ピエール・レオ、ジャン=ピエール・オーモン、アレクサンドラ・スチュワルト、フランソワ・トリュフォー、ナタリー・バイ、ヴァレンティナ・コルテーゼ
   ⇒ アメリカの夜@映画生活

総ての愛すべき映画と映画監督に敬意を表したくなる、そしておそらく映画がもっと好きになる。そんなトリュフォーの秀作。

タイトルの“アメリカの夜”は、夜のシーンを昼間に撮る為カメラにフィルターをつけて撮影する技法のこと。劇中劇の体裁を取りひたすら映画撮影の内情を丁寧にカメラに収めた作品であるが、非常に面白い要素を数多く持った映画だと思う。

一つには我々鑑賞者が映画製作風景を覗き見ることができるという喜びである。様々な問題にぶつかる度に観る者の意識は次第にスタッフと同化し映画の完成に心を痛める、という半ば共同作業でもしたような不思議な充足感に満たされるのだ。

もう一つは映画製作の要である監督の苦悩という側面だろう。作品を完成させる為にいかに多くの人間が関って、またその相手が人間であるが故にトラブルも当然起こってくるという必然。また製作には資金調達や期限という現実的な問題も絡む。このような産みの苦しみを経てそれでも尚映画と映画制作を愛して止まない、云わばトリュフォー自身の姿もここに投影されているわけだ。終いに撮り終えることだけを考えるという台詞はまさに監督の苦悩を象徴するものだろう、途中で投げ出したくなるようなトラブルを抱えた監督のリアルな心情が切々と伝わってくる。

また当時のカメラワークや特殊効果(“アメリカの夜”も然り)等が垣間見られる点や、トリュフォー自身による俳優への演技指導も興味深い。今ではDVDの特典としてメイキングや監督のインタビュー等製作秘話を聞くのは少しも珍しくないが、当時はこういう舞台裏がモチーフというのも斬新な試みだったであろう。中でもジャクリーン・ビセットの手の表情をつけるシーンは非常に印象的だし、雪やエキストラのシーン等には作品を創り出そうとする溢れんばかりの熱意とエネルギーを感じずにはいられない。

クライマックスで流れるジョルジュ・ドルリューの音楽を聴きながら不覚にも泣けてしまった、因みに泣く映画じゃないです全然(爆死w。
とりあえず映画が好きな人には物凄く楽しめることは間違いないだろうし、こういう映画に出会って映画が好きになるということもあるだろう。トリュフォーの映画への愛を感じたい人には激お薦めな作品だ。
というか、だ。・・・こんなの観ちゃったらどんなクソ映画も貶せないじゃないか!(まぁ貶すけど。
1973年アカデミー外国語映画賞受賞作品。映画が好きな貴方の為の映画ですよw

それにしてもジャクリーン・ビセットって綺麗だったんだな・・・
で、いつも気になってしょうがないのだが、ジャン=ピエール・レオのちんちくりん振りは皆スルーでいいのか。


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