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-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ 


「ボーン・アイデンティティー」
2005年 09月 14日 (水) 08:45 | 編集
ボーン・アイデンティティー ボーン・アイデンティティー

「ボーン・アイデンティティー」 ★★★

THE BOURNE IDENTITY (2002年アメリカ)
監督:ダグ・リーマン
キャスト:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパー、クライヴ・オーウェン、ブライアン・コックス、アドウェール・アキノエ=アグバエ
公式サイト

主人公ボーンの記憶喪失の謎が、彼が属する組織そのものの謎にリンクしていくというなかなか凝った脚本である。
だが肝心の殺人工作員養成計画である「トレッドストーン」についての曖昧な描写や、記憶喪失とはいえ全く能力を失っていない主人公に行きずりなのに都合よく仲間になる正体不明女等、設定は無理矢理な部分が目立つ。とりあえず命が危ういと解っているんだから女はダメだろ女は!(爆。
そして一番のマイナス点は起伏がない演出。非常にクールではあるがあまりに平坦でクライマックスは一体どこら辺なのかと問いたくなる展開w。アクション自体も確かにボーンは強いが圧倒的に強過ぎるというわけではなく、予想できる範囲の地味目なアクション。ヨーロッパが舞台ということもあってハリウッド作品的な盛り上がりを期待すると肩透かしを喰らうことになるだろう。脚本がなかなか面白いのにサスペンス・アクション物の割りにマッタリな印象を受けてしまうのは損をしているのではないだろうか。
キャスティングも地味。まぁルックスはどこから見てもジ〇ミーちゃんなマット・ディモンだが、アクションしておいた方が断然見られるじゃないか!と思ったことも事実。アゴ割れカップルの両方共キャラが弱いしラストもとってつけたようなハッピーエンドだがB級映画としては上出来といったところか。

劇場に行った当時の感想を若干直してUPしてみた、自分の感想も何か微妙・・・・(・∀・;) スプレマシー書けばよかったかなw
(2003年鑑賞作品)

 ボーン・アイデンティティー@映画生活

■ボーン・アイデンティティー サントラ
「ボーン・アイデンティティー」 オリジナル・サウンドトラック 「ボーン・アイデンティティー」 オリジナル・サウンドトラック
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