-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ 


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「ニューオーリンズ・トライアル」
2005年 08月 29日 (月) 19:25 | 編集
ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決 プレミアム・エディション ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決 プレミアム・エディション

「ニューオーリンズ・トライアル」 ★★★☆

RUNAWAY JURY (2003年アメリカ)
監督:ゲイリー・フレダー
原作:ジョン・グリシャム 「陪審評決」
キャスト:ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ、ブルース・デイヴィソン、ブルース・マッギル、ジェレミー・ピヴェン、ニック・サーシー、スタンリー・アンダーソン、クリフ・カーティス、ジェニファー・ビールス、ネストール・セラノ、リーランド・オーサー
公式サイト

ジョン・グリシャム原作映画化作品を全部観たわけではないが、自分が観た法廷物の中でも最も面白い作品の一つだろう。
銃社会への問題提起的テーマと同時に、陪審候補者選びに見られるアメリカの陪審制度についての興味深い描写や、弁護士同士の法廷での駆引き等、いかにもアメリカ的だがどれも見応えがあって観る者を惹きつける演出がなされている。
最大のポイントは選ばれた陪審員達がこのストーリーの主軸となって作品に厚みをもたらしていることだろう。その中のニック・イースターという謎の男を巡って翻弄されていく弁護士と陪審コンサルタント、サスペンスタッチでテンポ良く最後まで引っ張るこの設定こそ映画の魅力に他ならない。エンディングに向って複雑に絡み合った糸が解けていく快感をじっくり味わいながら楽しめる作り方も絶妙だ。
またキャストは豪華なのだが、その演技もジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマンという重々しさに対してジョン・キューザックとレイチェル・ワイズの謎めいた存在ぶりが対照的で秀逸である。キューザックは相変わらず胡散臭くていいねぇw
ラストは結局勧善懲悪ティストで収まりが良すぎるきらいはあるが、まぁ陪審制度や銃社会の問題云々を考えるよりも、よくできたエンタメ脚本を楽しむのが筋の映画だと思う。本当は重たい題材には違いないが本作はそういう社会派なアプローチではないので、ゲーム的"ザ・ハリウッド法廷物"の面白さを堪能するべきだろう。

 ニューオーリンズ・トライアル@映画生活
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