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-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「妖怪大戦争」
2005年 08月 29日 (月) 19:10 | 編集
妖怪大戦争 妖怪大戦争

「妖怪大戦争」 ★★☆

(2005年日本)
監督:三池崇史
プロデュースチーム「怪」:水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆき
キャスト:神木隆之介、豊川悦司、菅原文太、宮迫博之、近藤正臣、栗山千明、南果歩、高橋真唯、阿部サダヲ、岡村隆史、田口浩正、遠藤憲一、石橋蓮司、忌野清志郎、根岸季衣、蛍原徹、竹中直人、吉井怜、京極夏彦、水木しげる
公式サイト

妖怪物といっても最高にくだらなくてナンセンスな帝都パロディ。
何しろ戦争だ復讐だって騒いでいるのは実は加藤だけ、うじゃうじゃ集まってきた妖怪はほぼ全員お祭だと思っているという展開である、危機感なんてゼロなのだ。妖怪がそれぞれの持ち味を発揮して日本を守るために一致団結立ち上がる!ことも全然ないのが最高だ。
戦争じゃなくて祭ならとか、物はむやみに捨てるな、純粋な子供の頃しか妖怪は見えないのだ、なんていう"平和&エコバンザイ、子供の心を忘れずに"、なメッセージも勿論ある。いやあったとしてもほぼどうでもいいのだ、はっきり言って(爆。
説教臭いメッセージ性なんかさておき、とりあえず全員集合してみました、全然戦争してません!!というほのぼの日本の夏、妖怪の夏である。ちょっとした妖怪の特徴を生かして平和が取り戻せてしまう、このチープさは実に小気味良い。

IZOのギャグ版かと見紛う程の豪華キャストの妖怪っぷりに笑うのも良し、栗山千明の楽しいコスプレ的露出に萌えるのも良し。
加藤はやっぱり嶋田久作のアゴじゃないと!竹中直人と蛍原は妖怪ってかそのまんまやん!麒麟草子って加藤と結局全然絡んでないじゃんか、とかボケ突っ込みしつつ観るのも良し。
ということで、映画そのものより自分が観たくなったのはひたすら楽しそうな製作の裏側である。きっと楽しかったんだろうなぁw、本編よりメイキングが観たい映画なんてそうは転がっていないぞ。(褒めてるのか

ま、あの三池監督なのに毒のないお子様ティストで、マニアックなノリでもない。くだらなさに笑えてこのチープなノリについていけないと結構きつい映画だと思うが、夏休み向け映画としてはとてもいいだろう。個人的にはもっとB級に徹して其々の妖怪の個性を生かして欲しかったし、何と言っても帝都の加藤がイマイチなのが痛恨。ギャグもちょっと空回りな部分が多かったので映画全体はもう一つな印象。

■やっぱ加藤はこうでないとネ♪、なジャケを載せてみたかったわけですよw ↓
帝都物語 帝都物語

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