-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
 Title Index : all           A-Z・数字 監督別 

 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ 


スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「アメリカン・スプレンダー」
2005年 08月 29日 (月) 18:54 | 編集
アメリカン・スプレンダー アメリカン・スプレンダー

「アメリカン・スプレンダー」 ★★★☆

American Splendor (2003年アメリカ)
監督:シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ
キャスト:ポール・ジアマッティ、ホープ・デイヴィス、ジェームズ・アーバニアク、ジュダ・フリードランダー、マディリン・スウィーテン、ハーヴィー・ピーカー、ジョイス・ブラブナー、トビー・ラドロフ
公式サイト

主人公は自分。出版も自分。
76年からそんなコミック誌「アメリカン・スプレンダー」を出版し続けた実在の人物ハーヴィー・ピーカーの物語である。
売れるとも思えないこのコミックの作者が実際にその半生を振り返りながらストーリーが展開するというなかなかユニークな構成脚本だ。
要するに今で言うオタクな人生。メジャーから外れた所で生きる主人公を演じるポール・ジアマッティのいかにも冴えない風貌が、コミックの中の陰気臭くて鬱陶しいキャラそのままなのも笑える。
悲観的と自認する主人公の何とも捻くれたオタク&マイノリな生き方に共感させられるというわけではないが、こんな人生もいいじゃないかと思わせる魅力があることは確かだろう。
漫画と組み合わせた映像や本人出演シーンも非常に面白いし、クールなジャズを使ったりする音楽もなかなか凝っている。作品の色としては勿論、風合いの違ったアメリカンドリームの実現譚でもあり、オタクのヒューマンドラマでもあるのだが、最後までオタク人生まっしぐらのシュールでマイノリなノリを、ニヤニヤ笑いながら観るのが丁度いいように思う、さながら醒めた目で自身を見つめるハーヴィーと同じ様にw。

生きた証をどんな風に残すか、それは各々方法は違うだろう。
だが人は皆其々のコミックの主人公なのだ。
肩の力が抜けるような心地良さと余韻に浸れる、そんな作品。
アカデミー脚本賞ノミネート、全米批評家協会賞作品賞及び脚本賞受賞作品。

 アメリカン・スプレンダー@映画生活
copyright (C) The Door into Summer all rights reserved.
designed by polepole..
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。