-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ 


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「この世の外へ クラブ進駐軍」
2005年 08月 29日 (月) 17:45 | 編集
この世の外へ クラブ進駐軍 この世の外へ クラブ進駐軍

「この世の外へ クラブ進駐軍」 ★★★☆

(2003年日本)
監督:阪本順治
キャスト: 萩原聖人、オダギリジョー 、松岡俊介、MITCH、村上淳、ピーター・ミュラン、シェー・ウィガム、前田亜季、高橋かおり、真木蔵人、池内万作、大杉漣、根岸季衣、田中哲司、徳井優、長曽我部蓉子、つぐみ、小倉一郎、光石研、哀川翔
公式サイト

今年公開の「亡国のイージス」の阪本監督作品。
金の為に進駐軍で下手糞なジャズをやる連中が、ジャズメンとしても人間としても次第に成長していく姿を描く作品。
戦後の混乱と喧騒に満ちた日本の風景が自分にはなかなか面白かったし、作品の醸成する穏やかで暖かい雰囲気も悪くない。主要なテーマとしては、其々に抱えている苦しみや悲しみを必死に乗り越えようとするジャズメンの姿を通して、戦後日本人の誰しもが持っていた心の葛藤や苦悩を描き出すということがまずあるだろう。一方で音楽の持つ力と豊かさがアメリカ人と日本人の心を通い合わせるきっかけとなっていくというエピソードや、終わる事のない戦いの空しさといった伏線がこの作品のドラマ性に厚みを持たせていると思う。
「武器より楽器だ!」この一言に尽きる、と言っても良いのだがw

ただアメリカ兵に「あいつら戦争を忘れたいんだよ」と言わせてしまうような安易さはやはり引っ掛かった。あの時代のアメリカ人がそんなに物分りが良くて日本人に理解を示してくれるものだろうか?それは自分にはよく解らない部分ではあるが。
そういう描写の薄っぺらさはどうかと思ったが全体的には悪くない出来だ。ちょっとラストはアメリカ寄り過ぎて焦点がぼけてしまった印象はあるが、所々に散りばめられた笑いと涙が酷く切なく心を打つ佳作だと思う。

何がダメって主役の萩原聖人がショボい。役作りの方向が違っているような印象を受けたし、彼にはこういうストレートな青い役は合わないように思う。CUREみたいなエキセントリックなのはいいのになぁw、脇のムラジュンやオダジョー、松岡俊介がいいだけに残念だった。

 この世の外へ クラブ進駐軍@映画生活
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