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-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ 


「デビルマン」
2005年 08月 29日 (月) 14:13 | 編集
 デビルマン

「デビルマン」 ☆

(2004年日本)
監督:那須博之
キャスト:伊崎央登、伊崎右典、酒井彩名 、渋谷飛鳥、宇崎竜童、阿木燿子、冨永愛、ボブ・サップ
公式サイト

本当に劇場に行かなくて良かった、と心から思う。
これに比べたら「CASSHERN」は傑作に見えてくるからどんなに酷いかわかるだろう。(あくまで見えてくるだけ、誤解のなきように)
ところで脚本は酒でも飲んで書いたんですかね?
原作を比較対象にしなくたってこの脚本の破綻ぶりは尋常ではない。CGが駄目だからせめて人間ドラマでメッセージ性を盛り込もうとしたのか知らないが、辻褄の全く合わないプロットには愕然としてしまった。
そして極めつけは役者のド素人棒読み芝居。どんなにベタだろうと魂の籠った演技には人は感動するもんだがここまで外してくれるともうギャグにもならない、その位主役の双子は下手過ぎる。真面目に映画を作る気があるならせめて素人に演技指導の一つや二つ当たり前じゃないのか?

「俺、デーモンになっちゃった。」
「ハッピーバースデーデビルマン♪」

この台詞だってあり得ない・・・OTL
ダメな俳優にこんな酷い台詞を言わせて映画自体を貶めるのは止めて欲しい。那須博之監督にとってこれが遺作というのも気の毒な話ではあるが、残された作品だって最低最悪と語り継がれるのだからもっと気の毒だ。実写の流行に乗ってこんないい加減な作品を製作公開してしまうこと自体に怒りを感じざるを得ない。

久しぶりに褒める所が一つもないトンデモ映画。感想を書く時に全面的に貶すということは出来るだけ避けたいと一応思っているのだが、この作品に限っては"Fuck you!"と中指立てられようがボロボロに貶されようがしょうがないと思う。永井豪のコミックスを借りて読んだ意味も全然無し。orz

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