-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「2046」
2005年 08月 29日 (月) 14:05 | 編集

2046

「2046」 ★★☆

2046(2004年香港)
監督:ウォン・カーウァイ
キャスト: トニー・レオン、木村拓哉、コン・リー、フェイ・ウォン、チャン・ツィイー、カリーナ・ラウ、チャン・チェン、ドン・ジェ、マギー・チャン
公式サイト

限りない堂々巡りの世界に浸れるか否か。
好みかと問われたら正直カーウァイ作品は苦手な部類だ。
製作サイドと折合いがつかなかったのか時間がなかったのか知らないが、これだけ遅々として進まないストーリー展開で130分は長いしやはり退屈。
だが、前宣伝では激しく強調されたSF的な要素が(アンドロイドが恋をする、って奴ですよw)実は全部トニー・レオンの小説の世界、という展開まではなかなか面白かった。中盤から自らの空想小説の中の主人公(木村拓哉)と男の思いがいつのまにか重なっていく。愛を語る官能小説を描きながら真の愛を得る事が出来ない男の孤独と、それでもいつか叶う未来を信じたい思いは伝わってくるし、男の愛した記憶と秘密を封印する場所が、覗き穴から眺める2046であり小説の世界の2046でもあるという混沌がこの作品の持ち味でもあろう。ちなみに現実の2046年には香港が中国に完全返還されるらしい(これはカーウァイファンからの情報だけどw)。
しかし「花様年華」の続編として描かれているにも関らず、結局その答えはどこにも見出せなかった。
結局何なんだ?2046。
「木に穴を掘って秘密を囁いて泥で塞ぐ」という秘密の隠蔽も前作と同じで全く進展なし。果してこれはウォン・カーウァイ作品自身の焼き直しでしかないのではないか?と思ってしまったことも事実。

まぁ確かにこの監督は東洋人を美しく撮るのは上手いと思う。今回は「花様年華」みたいなプラトニックじゃないからマギー・チャンのチャイナドレスだけに萌えなんていうことはないが、それにしても映像と雰囲気だけじゃまだるっこしいことには変わりない。もう少し整理すれば散漫な印象がかなりなくなると思うのだが。(キムタクシーン増やしたのが敗因かw)

で、色々考えてはみたが結局トニー・レオンの女遍歴話なんだよなぁ、一緒に来て欲しい女には悉くふられる、真の愛が得られないというw(爆死。
もう「俺と一緒に行かないか?」って言われる度に「行かねぇよ!」と答えた俺もどうかと思うが、手当たり次第アンドロイドに「行かないか?」ってお前は渋谷のナンパ師かよ。
本作を木村拓哉やチャン・ツィイーのSF恋物語と誤解して観ちゃった人(まぁ俺ですねw)は多いんだろう。はっきり言って2046からのミステリートレインの世界の方に興味があったので、今度はそっちで完全SF映画でも撮って欲しいもんですウォン・カーウァイw
チャン・ツィイーの結構激しいSEXシーン(注:何も見えません)に☆追加(何。

 2046@映画生活
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