-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「宇宙戦争 2005」
2005年 08月 29日 (月) 13:58 | 編集
宇宙戦争 宇宙戦争

「宇宙戦争 2005」 ★★★

WAR OF THE WORLDS(2005年アメリカ)
監督:スティーブン・スピルバーグ
キャスト:トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンス、ジャスティン・チャットウィン、ミランダ・オットー、ダニエル・フランゼーゼ
原作:H・G・ウェルズ
   ⇒ IMDbのTrailerを観る
   ⇒ 宇宙戦争@映画生活

逃げまくるデザスタームービーとしては最高の出来、だが何だろうこのモヤモヤ感は・・・。
ネタバレ注意
まず映像音響関係の演出面に関して言えば、恐怖でパニックに陥る群集描写といい、トライポッドや破壊される建造物等のCG特撮の迫力といい、さすがにスピルバーグだけのことはある。また音を上手く使って緊張感を高める辺りも非常に巧みだ。この点は文句なし。

で、ストーリーの方だが多分コレがモヤモヤの原因。
戦争どころか何の抵抗もできない人類の絶望的な弱さをここまで描き出して、一体どういうオチに持って行くのかと激しく期待したまではいいが、これが拍子抜けするほどあっさり。宇宙戦争の原作の一応の予習をしていたのだが、ここまで原作に忠実にやってくれるとは正直驚いた。
そりゃ人類も地球上の一生物にしか過ぎないということを再確認して地球の恵みに改めて感謝、でもいいんだけど、もうちょっとオチはアレンジしてくれても良かったのではないだろうか。SFの古典を生かすにしろあれじゃやっぱり突っ込みたくなってしまうんですよ、「100万年前から準備してた割には緻密さの欠片もない間抜けな宇宙人でホントによかったねぇ」ってw。
思うにSFというものはとかく古くなり易いジャンルであり、映画化するに当たって陳腐で既視感のある部分は改変されるべきではないか。
特に一番問題なのは宇宙人自滅の理由をナレーションだけで説明して全く映像で見せなかったことだろう。原作に忠実にするにしてもこの部分が抜け落ちたことによって映画自体が何だか中途半端な雰囲気を漂わせる結果になってしまったと思う。

また家族愛の部分もあの程度だと正直疑問、結局いかにもハリウッド的で陳腐なエンディングで締めくくられているのが残念だった。前半はこういうストーリー面の弱さを特撮映像と逃げ惑う緊迫感だけで引っ張ったものの、オチに到る後半はやはりショボいとしか言い様がない、後半に関しては★2つでもいいくらいだ。

但し、スピルバーグのインタビューによれば、本作は9.11やテロの恐怖に慄くアメリカの姿を踏まえて描かれた作品でもあるらしい。確かにトライポッドの高所からの攻撃はツインタワーの崩落を思わせる構図だ。しかしこんな娯楽映画でそれを表現すること自体個人的にはあまりそぐわない気がするのだがどうだろうw。

結論原作のオマージュ的ハリウッドエンタメ作品として見ればそう悪くはない。が、激しくB級なティストであることは否めないと思う。
要はダメなものはダメ、スピルバーグにも失敗はあるよw。はぁ、脱力・・・ティム・ロビンス何でこれに出たんだろうなぁw

スティーブン・スピルバーグインタビュー


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■H.G.ウェルズ作宇宙戦争(文庫)
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