-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
 Title Index : all           A-Z・数字 監督別 

 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ 


スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「月曜日に乾杯!」
2005年 08月 29日 (月) 13:32 | 編集
 月曜日に乾杯!

「月曜日に乾杯!」 ★★★☆

Lundi Matin(2002年フランス・イタリア)
監督:オタール・イオセリアーニ
キャスト:ジャック・ビドウ、アンヌ・クラヴズ=タルナヴスキ、ナルダ・ブランシェ、ラズラフ・キンスキー、ダト・タリエラシュヴィリ、アドリアン・パショー、アリーゴ・モッツォ、オタール・イオセリアーニ
公式サイト

グルジア出身の監督だそうであるが自分はこの監督作品は初見。
タバコも自由に吸えない杓子定規な日常の猥雑さから唐突に抜け出してヴェニスを旅する中年男の物語。
決まりきった毎日から逃避したいという思いは誰しもが持つ願望なのだろうが、この作品はそれを実現してくれているわけだw
流れる時間の速さがまるで違っているかのような感覚を覚えるヴェニスの風景と男の一人旅。こういう描写に心を癒されつつも、時間に追われて生きている余裕のない自分達の生活を皮肉られているような気もしてくる。
フランスの田舎の何ということのない情景の長回しや淡々としたテンポ、驚くほどのセリフの少なさ等、一貫して映画は「平凡な日々の表情」を映し出す。その決して洗練されない泥臭さを備えた穏やかな映像やコミカルなやりとりからは、監督の普通の人々への暖かい視線を感じたことも確かだ。男が家に戻るエンディングなんて普通なら絶対揉めそうなシチュエーションだが、この映画では非常に心地良い締めくくりとなっている。
脱力系の一見緩そうに見えながら奥深い作品だ、但しテンポがあるタイプの作品ではないので、心して観ないと激しく眠気を誘われることも確か(爆。
2002年ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)及び国際批評家連盟賞受賞作品。

 月曜日に乾杯!@映画生活
copyright (C) The Door into Summer all rights reserved.
designed by polepole..
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。