-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「死に花」
2005年 08月 29日 (月) 12:07 | 編集
 死に花

「死に花」 ★★★

(2004年日本)
監督:犬童一心
キャスト:山崎努、宇津井健、藤岡琢也、青島幸男 、谷啓、松原智恵子、森繁久彌、星野真里、加藤晴子、鳥羽潤

老人ホームで出会った老人達が銀行強盗を計画するというコメディタッチのヒューマンドラマ。DVDで今さら鑑賞。
設定と着想のユニークさはなかなか面白かったし、死ぬ前にもう一花咲かせて仲間と夢を追いかけてみようというジジィのエネルギーにも共感はできる。
だが茶の間向けTVドラマでも観ている様なほのぼの系なノリで、肝心のクライマックスさえあまり盛り上がらないという平坦な展開はやはり物足りなく感じてしまった。
さらにスローなテンポは鑑賞する対象を考えての配慮だったのかもしれないが、折角これだけ役者が揃っている割りにキャラは薄っぺらで毒気が全然ないのでは正直勿体ないと思う。もっとキャラ立てしてテンポよく撮ってもらいたかったかな。老人其々の過去が具体的にほとんど見えないのでどんなジジイなんだか今一つ解らないんですよ。そのキャラの過去こそ実はこの荒唐無稽な計画を支えると自分は思うのだが。

まぁ、死・病・介護・痴呆なんていう誰も逃れられない憂鬱な問題をしっかり包含しつつ、銀行倒壊なんていう漫画みたいなエンタメオチをラストではしっかりシリアスな現実に引き戻す、「老人力」をテーマにした映画としては上手いのだろうw。もうちょっと痛快な毒気が欲しかったなぁ、ちょっと緩すぎ。それにしても犬童監督の作品はいつも何か物足りなく思ってしまうのは相性が悪いんだろうか。
(で、山崎努のラストのアレは寒過ぎ、はっきり言って違うと思うぞ。)

 死に花@映画生活
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