-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
 Title Index : all           A-Z・数字 監督別 

 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ 


スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「未来世紀ブラジル」
2005年 08月 29日 (月) 10:21 | 編集
 未来世紀ブラジル スペシャルエディション

「未来世紀ブラジル」 ★★★★

Brazil(1985年イギリス/アメリカ)
監督:テリー・ギリアム
キャスト: ジョナサン・プライス、キム・グライスト、ロバート・デ・ニーロ、イアン・ホルム、キャサリン・ヘルモンド
   ⇒ Trailerを観る(liberatedfilms.com)
   ⇒ サントラを試聴する

言いようのない哀愁に満ちたナンセンスなブラックジョークの世界。

管理社会から逸脱した者の仮面の下に現れた妄想が、現実と悪夢を標榜しながら暴走する。まさに運悪く見てしまった白昼夢のようでもある。
しかし未来社会で偶然起こった些細な瑕疵によって生み出される矛盾は笑えない恐怖をも孕むのだ。皮肉に溢れたこの社会は未来でも仮想の国でもなく明らかに現実のこの世界ではないか。情報剥奪にテロリスト、奇妙な整合性を持って突き付けられるエピソードが痛烈だ。遵守しなくてはならないルールとは一体何なのか?
人間の体内世界のようにダクトだらけですべてに過多な映像と突発的な暴力性に陶酔しながら、ふと我に返った瞬間夢に支配され凌駕されていく人間の矮小さを感じずにはいられないだろう。

ブラジルなんていうテキトーなネーミング(曲の題名だったわけだがw)と相反する皮肉なテーマといいBGMといいシュールで魅力的だ。「時計じかけのオレンジ」がクラシカルな美しさを持つとすればこちらはもっと捻じれて破壊されたイメージか。社会主義や全体主義、管理社会への警鐘なんていうくくりだけでは語れない人間世界へのアンチテーゼがここにはある。クライマックスに向かって加速する展開も最高、まぁ好きなんです要するにこの作品(爆。

しかしあの武者って何なんだ、そんなにやっぱり強烈なインパクトあるんだろうか、日本てw。
(2002年初回鑑賞 感想は若干直しましたw)

 未来世紀ブラジル@映画生活

■TB送信ブログ(TB返し除く):39☆SMASH(順不同敬称略)

■サウンドトラック
未来世紀ブラジル 未来世紀ブラジル

   ⇒ サントラの一部試聴は此方から(Amazon.com)


■テリー・ギリアム作品
「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」「未来世紀ブラジル」スペシャルパック

12モンキーズ バロン ラスベガスをやっつけろバンデットQ-Magical ed.-
copyright (C) The Door into Summer all rights reserved.
designed by polepole..
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。