-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「アレックス」
2005年 08月 24日 (水) 02:26 | 編集
アレックス アレックス

「アレックス」 ★★★

IRREVERSIBLE(2002年フランス)
監督:ギャスパー・ノエ
キャスト:モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル、アルベール・デュポンテル、フィリップ・ナオン、ジョー・プレスティア

ネタバレ有
「カノン」のノエ監督が「メメント」を意識して作ったという時間軸逆行の構成で描かれた作品。幸福だった恋人たちがたった一夜の一瞬の出来事によって悲劇の運命を辿る、という極めて破滅的なストーリーだ。
モニカ・ベルッチの衝撃的なアナルレイプシーンの話題のみが先行した印象があるが、監督の思惑通り極めて陰惨、不快な映画に仕上がっている。

手ブレで吐きそうになるレクタム(ゲイクラブ)でのカメラワークと気色の悪い色使い。いきなり固定でねっちり見せるレイプシーン。凄惨なシーンの連続の後に抜けるような空とアレックスの安らいだ過去の表情で終焉を迎える、まさに原題の「IRREVERSIBLE 不可逆」そのもの。(原題の方がいいのになw)
普通の時間軸よりも確かにこの展開は悲痛な事件の凄惨さを強調して見せる。手持ちカメラのブレと独特の色の効果もショック状態のマルキュスを表すのには十分だ。

まぁ正直な所そもそもフィリップ・ナオンのオープニングから引いたわけだが作品全体を眺めると若干技巧的に走り過ぎた印象は否めない。「あの一瞬がなければ」という“後悔にさいなまれる痛み”をこれでもかと観客に与えた事実は買うが、結局凄惨な暴力シーンだけが脳裏に焼き付いてしまう作品であることも確かだ。

で、一番痛いのは犯人を間違えて殺したマルキュスの友人じゃないですかね、やっぱり。


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