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-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「キャパ In Love and War」
2005年 08月 27日 (土) 21:18 | 編集
CAPA キャパ・イン・ラブ・アンド・ウォー

「キャパ In Love and War」 ★★★

Robert Capa: In Love And War(2002年アメリカ)
監督:アン・メイクピース
キャスト:ゴラン・ヴィスニッチ、イザベラ・ロッセリーニ

リアルなキャパ像を感じられる伝記である。
彼の残した作品の他にその時代背景やキャパ周辺の人々のインタビューなどが網羅されている点、また伝記という域に徹して彼の人間性に迫る姿勢なども非常に好感が持てる。英雄化されたキャパ像ではなく人間としての生身のキャパを垣間見られるエピソードや、実際に写真のモデルとなった人々へのインタビューなどは知られざる一面を描いて大変興味深いものだ。
いい写真を撮る為なら最前線へ赴いた偉大なる写真家ロバート・キャパの軌跡を追う証として、貴重なドキュメンタリーフィルムと言えるのではないか。本作を観て思うことは、キャパという写真家は皮肉にも彼自身が忌み嫌った戦いに愛されその中で最も輝いた人間だったのかもしれない、ということだ。
まぁ本で伝記を読むよりはフィルムの編集の方が圧倒的に解り易いので、興味のある方は必見。

 キャパ・イン・ラブ・アンド・ウォー@映画生活

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