-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「東京フィスト」
2005年 08月 27日 (土) 20:48 | 編集
 東京フィスト

「東京フィスト」 ★★★

(1995年日本)
監督:塚本晋也
脚本:塚本晋也
キャスト:塚本晋也、藤井かほり、塚本耕司、六平直政、竹中直人、輪島功一

「鉄男」踏襲の強烈な塚本ワールド。

暴力願望の覚醒と言うべきか「内なる本能の咆哮」はよく描けている作品だと思う。
無味乾燥な東京の風景に相対して、ボクシングという拳と拳の殴り合い、そこに流された血だけが妙に生々しく「生」を感じさせる。おそらくこの対照に塚本監督が表現したいテーマが隠されているように思う。男と女3人が突っ走っていく破壊への狂気じみた妄執は、生のエネルギーとなって噴出していく、言い換えればそれは彼等が生きていることの確認行為なのだ。

ボコボコ血飛沫プシューに、ピアス、タトゥー&ほぼ獣なSEX。
痛みを伴って人間の肉体そのものに向う攻撃性、それは日常の生活から離れて我々が本能と対峙する瞬間そのものだ。ある意味スプラッタホラーより凄いぞ(爆。

但し映画全体を観て感じるのはやっぱりこれも途中で息切れしてしまったなという印象である。
所詮極端すぎる描写も87分見せられると飽きる、人物のキャラにしろ暴力描写にしろ過剰過ぎてしつこい。流れ過ぎる血と腫れ過ぎた顔には案外人間はリアルな痛みは感じないものなのだ。

まぁ非日常逆ギレ映画でもたまに観ようかと思う時には魅力的だ。独特な血飛沫垂れ流しシーンと、藤井かほりの逆ギレ演技を観るだけでも圧巻、カルトな世界を体験したい人にはなかなか面白いだろうと思う。
全開でインディーズ臭が漂う作品だが、「鉄男」から「六月の蛇」に到る塚本さんの作品の流れの中で、キーワード的位置づけになっているようにちょっと感じる。


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