-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「タイタニック」 
2005年 08月 27日 (土) 08:56 | 編集
 タイタニック

「タイタニック」 ★★☆

Titanic(1997年アメリカ)
監督:ジェームズ・キャメロン
キャスト:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、 ビリー・ゼイン、キャシー・ベイツ

タイタニックがひっくり返るスペクタクルCG映像以外にはっきり言って何の魅力も感じない映画。個人的には金をかけた超駄作だと思っているので、作品が好きな人はどうぞこの先は読まないで下さい。

ストーリー自体海の藻屑と消えた豪華客船の悲劇なわけだからそもそもドラマティックになり得る要素は目いっぱいあるはずだ。だがこのバカップル話で終始した挙句の果てに、生き残ったばーちゃんの回顧録だよって話じゃ個人的に共感は一切なし。有名になったあのベタシーンに舳先から蹴り落としたい衝動にかられるのは俺だけですかね。

で、"人の車の中でヤりまくってんじゃねーよ"とか、"ラストてめーだけ助かってんのかよ、もっと痩せとけ"、"散々話した後でお宝こっそり捨てるな!ババァ"とか、こういうアフォ突っ込みをされがちなのも、また"最後まで演奏を続けた楽団に感動しました"、なんていう主役から外れた所に目線が行きがちなのも、脚本的にこのカップル以外の人物描写の描き込みが極端に薄い為単なるメロドラマに成り下がっているせいではないかと思うのだ。しかも出てくるキャラは悉くステレオタイプである。

勿論恋愛物を絡めて大失敗した、かの有名な糞映画「パールハーバー」の中途半端さに比べればラブストーリーとしては遥かに成功してはいると思う。しかし本当に見せて欲しかったものは安っぽい恋愛ドラマなんかではなく、タイタニックの乗客たちの人生ドラマだったのだ。あの船に乗らざるを得なかった運命の交錯、そして最期の瞬間には其々の人間に其々の人生の選択があったはずなのだから。
乗客達の人物造詣の安っぽさによって、この作品の見せ場がアクションスペクタクルシーンにのみ集約される結果に終わっているのは本当に残念としか言い様がない。

もっとドラマを!
何だったらこれこそ群像劇で撮られるべきじゃないか、アルトマンに撮らせるか、くらいの勢いで(爆。

まぁ多くを期待せずに壮大なるハリボテエンタメラブストーリーとして割り切れば大作を観た気分に浸れる映画ではある。スペクタクルで時間潰しするにはあまりに長いが、転覆シーンは一度は観ておいて損はない。
だがディカプリオがこの作品に出演したことを後悔するのは強ち間違いではないだろう。クストリッツァがハリウッドが人の心を描かなくなったと嘆く所以はこんなところにあるのではないか。

   ◆参考資料
    ・ レオナルド・ディカプリオ『タイタニック』出演を後悔?    
    ・ タイタニック号
    ・ 豪華客船「タイタニック号」の沈没(1912年)をテーマにした映画
   

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