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-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「Ray / レイ」 
2005年 08月 27日 (土) 01:16 | 編集
 Ray / レイ

「Ray / レイ」  ★★★☆

Ray (2004年アメリカ)
監督:テイラー・ハックフォード
キャスト:ジェイミー・フォックス、ケリー・ワシントン、レジーナ・キング、シャロン・ウォレン、アーンジャニュー・エリス、クリフトン・パウエル
   ⇒ IMDbのTrailerを観る

ジェイミー・フォックスのそっくり演技、これに尽きる。

盲目の天才ソウルシンガー、故レイ・チャールズの伝記映画。
音楽界で既に神格化されつつある彼の人間臭い側面を描いた作品として非常に親しみを持てるし率直で暖かい作品に仕上がっていると思う。
失明・ドラッグ・女、その傍らに常に音楽。
彼の音楽がその波乱に満ちた人生の中から生まれてきたという部分が上手く演出されているし、幼少時の心の傷がある意味音楽によって昇華されていった軌跡を映画は静かに語ってみせる。
この手の伝記映画は正直全く興味を惹かれない方なのだが、レイ・チャールズについてほとんど無知だった自分にとっては様々なエピソードの一つ一つがなかなか新鮮だった。

何と言ってもジェイミー・フォックスの吹替え無しの熱演とピアノの腕前は全く驚嘆に値する。レイ・チャールズファンでも何でもない自分がなかなか感動できたのは彼の演技に拠る所も大きいだろう。ジェイミー・フォックスを観るための映画と言い切ってもいいくらいだ。
まぁハリウッドが伝記物のそっくりなりきり演技(体重増やしました!鼻もつけました!とかw)にオスカーくれてやる傾向にあるのは正直いかがなものかとも思うし、演技力=物真似じゃないだろうと感じるのだが、レイは見事だった。

というわけで、音楽の力が映画をただのサクセスストーリー伝に留まらない感動作に押し上げている秀作、レイファンには見逃せないだろう。まぁ伝記物らしくそこそこの「いい話」で丸く収まっている印象は否めないけどもw

テイラー・ハックフォード監督と言えば「愛と青春の旅だち」が最も有名な作品。「ディアボロス」なんていうオカルトも撮っているしなかなか幅広いジャンルを手掛ける印象。


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■テイラー・ハックフォード監督作品
愛と青春の旅だちディアボロス
愛と青春の旅だちディアボロス
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