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-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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 ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ 


「ハリー・ポッター」3作
2005年 08月 26日 (金) 22:55 | 編集


観ました3作。
まぁ別に期待以上のこともなし。
個人的に作品として面白かったのは3作目かな、キュアロンの。

結局魔法と冒険と言う味付けを加味して描かれたハリーの成長物語という感じですかね。
原作は最初の一冊しか読んでいなくて後は映画だけで観た者の意見ですが、まぁこんなもんかなという印象。以下簡単に3作の感想。



「ハリー・ポッターと賢者の石」 ★★★

Harry Potter and the Philosopher's Stone(2001年アメリカ)
監督:クリス・コロンバス
キャスト:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント、リチャード・ハリス、マギー・スミス、アラン・リックマン、トム・フェルトン、ロビー・コルトレーン
原作:J・K・ローリング

「賢者の石」は最初の作品だけあってエピローグとしての役割を十分担っている作品だ、つまりまぁ奇抜で目新しい面白さはあれどまだ作品としての深味はない。
ロード・オブ・ザ・リングの「旅の仲間」同様今後の展開の為の説明をしなくてはならないわけだからそれはしょうがないだろうが、原作を一本の作品に映像化するのにおそらく四苦八苦したであろうことを覗わせる詰め込み様だ。
まだ主役3人のキャラだけで引っ張るのは厳しいが、ホグワーツ魔法学校の演出や脇の役者が味があって映画に重厚さをプラスしている印象。アラン・リックマンは相変わらずいいなぁw
小学生辺りでこういう作品を観たらほんとに映画好きになるんじゃないかな。





「ハリー・ポッターと秘密の部屋」 ★★★

Harry Potter and the Chamber of Secrets(2002年アメリカ)
監督:クリス・コロンバス
キャスト:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント、リチャード・ハリス、マギー・スミス、アラン・リックマン、トム・フェルトン、ロビー・コルトレーン、ケネス・ブラナー、ジェイソン・アイザックス
原作:J・K・ローリング

「秘密の部屋」は途中でDVDを停めて寝てしまった。
思った以上にキャストの掘り下げも薄いしエピソードそれぞれがどうもうまく繋げられなかった印象。クライマックスまで全体に盛り上がりに欠け間延びしている。
1作目と違い魔法という物珍しさや新鮮さがレベルダウンした分他の部分で何か補えればもう少し冗漫さは無くなったと思うのだが。
ホラーっぽい味付けは今ひとつ、だがCG部分はなかなか見所もある。
役者的にはケネス・ブラナーのヘタレな演技とリックマンですかね(しかしリックマン好きだなw。
・・・はぁそれにしても長かった。





「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 ★★★☆

Harry Potter and the Prisoner of Azkaban(2004年アメリカ)
監督:アルフォンソ・キュアロン
キャスト:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント、ゲイリー・オールドマン、マギー・スミス、アラン・リックマン、マイケル・ガンボン、トム・フェルトン、ロビー・コルトレーン、ティモシー・スポール
原作:J・K・ローリング

監督が「天国の口、終りの楽園」のキュアロンに交代してやはりトーンが変わった。正直これが一番映画的には面白い。元々のストーリーが面白いだけなのかもしれないが(爆)、テンポも非常にいいしCG映像もバスのシーン等はかなり見応えがあった。
ただ原作未読の者にとっては若干説明不足で疑問を持った部分もあったことは否めない。というか「原作読んでるんだろ?皆解ってるよな?」な雰囲気満々なんだけどね、このシリーズは。

後半の駆け足な展開が正直勿体なかったと思う、シリウス・ブラックも折角ゲイリーなのにあんなもんでいいのか、という程度。
主人公が成長したせいか1・2作よりオトナ向けにシフトしてきたようだし、長さもダラダラしなくて良かった。原作に忠実に描くことが総てではないし、映像化された時点で一本の独立した作品なのだからこれはこれで作品として有りだと思う。

時間を操作するなんていう荒技使えるなら何でもできるじゃないか、と原作に突っ込んだりするのはやめておきますw。


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