-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「バトルロワイアル」
2005年 08月 26日 (金) 22:50 | 編集
 バトル・ロワイアル

「バトルロワイアル」 ★★★☆

(2000年日本)
監督:深作欣二
キャスト:藤原竜也、前田亜季、ビートたけし、栗山千秋、山本太郎、安藤政信、塚本貴史、柴咲コウ
主題歌:Dragon Ash "静かな日々の階段を"

【BR法】
全国の中学三年4万3千クラスの中からランダムに選んだ一クラスを隔離し、一定の時間内で最後の一人になるまで殺し合わせる殺人ゲーム(バトルロワイアル)を合法化するもの。


馬鹿げた映画だ。
だが上映された瞬間から映画の中に浸れる作品というのはそうあるものではない。ここには完全なカタルシスの世界がある。
映画的な世界を如何に構築し観客に見せつけるか、それを深作監督はものの見事に実践する。命の選択を問いかけ破壊の美学さえ感じさせる圧巻なエンターティメント性、文句なしに映画でしか描けない魅力がここにはあるのだ。

追い詰められ、絶望に駆られた現実が人を狂わせていく。
果てる事のない暴力と殺戮の先に一体何があるのか、矛盾と不条理の世界を前にして試されるのは観客の方かもしれない。命の選択をしなければならないまさにその時に人はどう生きるべきか、映画は登場する人物それぞれの命の選択を我々に提示して見せる、そして問いかけるのだ「お前ならどうする?」と。

全く狂気を描くことは難しい、と思う。
その狂気を受け止める側に総てを託さなければならないからだ。
この映画を観て殺人や暴力への衝動を抑えられなくなる馬鹿がやっぱりいるかもしれない、だが本来それは作品としてのこの映画とは無関係であるべき議論である。教育上問題があるとか倫理的に間違っているとかそういう観点でこの映画について語ること自体、「少年」を信頼していない大人の偽善に過ぎないことを悟るべきだろう。

徹底的な暴力と破壊の果てに命の重さと人の弱さに愕然とさせられる。
たけしの描いた絵が酷く心に残った。自分は真剣にこの映画を中学時代に観たかったですよ。

キャスト陣は上手い若手が揃っていると思う、特に安藤政信と山本太郎、柴崎コウの存在感は抜群だ。
圧倒的な力で観客を引っ張る脚本は見事だが、ただ短時間に集約して見せるが為なのか人物個々の背景や心情というものの演出は少々浅いと思うし、BR法と殺し合う理由の説明部分も端折られてしまった印象は拭えないのでそれが残念ではあった。
エンディングの曲はDragon Ash "静かな日々の階段を"
これ、無茶苦茶いい、名曲ですw、試聴はココから 


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