-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「青い夢の女」
2005年 08月 26日 (金) 21:35 | 編集
 青い夢の女

「青い夢の女」 ★★☆

Mortal Transfer(2000年仏・独)
監督:ジャン=ジャック・ベネックス
キャスト:ジャン・ユーグ・アングラード、ミキ・マノイロヴィッチ、エレーヌ・ド・フジュロール、ヴァレンティーナ・ソーカ

何のジャンルにカテゴライズしたらいいのか途惑う。とりあえずエロ・サスペンス&コメディ?w

診察中に眠ってしまった精神科医が目覚めたら患者の女が殺されていた、そんな事件に端を発するストーリー。
映像はジャン=ジャック・ベネックス独特の幻想的な蒼さが印象的だ。この非常に美しいブルーの色調が画面全体をもやのように覆い、白日夢を思わせるどんよりとした雰囲気を作り出している。

心を病む人間の夢(性癖)に周囲は翻弄され幻惑される。原題の「Mortel transfert」は「死に向う転移」とでも考えたらいいのか。精神分析をするものが分析される側に回ったり、夢と現実を行き来する意識を表現しているのかもしれないが、主人公自身も倒錯的な性癖の女の世界に迷い込み自己のトラウマと改めて向き合うことになっていくのだ。

絡み合った人間関係が登場人物の告白(精神分析)の形などによって紐解かれていく独特の展開。導入部はリンチを思わせるサスペンスタッチだがあちこちでどう見てもブラックジョークな大笑いシーンが登場するという奇妙なアンバランスさに途惑う。物語のオチの凡その真実は見当をつけられるものの、謎の解決は曖昧で結末的にも中途半端だ。まぁ全体のタッチがそもそも妄想チックなのでこの位で丁度いいのかもしれないが。

自分は作品のトーンが一貫していないこの映画から何をどう感じ取ればいいのか正直とても迷った。テーマも如何様にも取れると思うので、そういう風変わりな映画が観たい人にはお薦めだろう。
しかしエンディングのいきなりアジアンな音楽は何なんだろうなぁ。


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■ジャン=ジャック・ベネックス作品
ベティ・ブルー ディーバ


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