-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「21グラム」
2005年 08月 25日 (木) 22:17 | 編集
 21グラム (初回出荷限定価格)

「21グラム」 ★★★

21 GRAMS(2003年アメリカ)
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
キャスト:ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ、シャルロット・ゲンズブール、メリッサ・レオ、クレア・デュヴァル、ダニー・ヒューストン
   ⇒ 公式サイト
   ⇒ 21グラム@映画生活

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、アレハ(ry 早口で10回噛まずに言えたらネ申。
このアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督はどうしても時間軸を弄らないと気がすまないらしい。

 「アモーレス・ペロス」でもそうだったが本作では更にそれが複雑化されてほぼパズル状態まで寸断されている。従って観ている方はエピソードの欠片がどの時系列なのかわからないまま次々と情報だけを提示されることになる。勿論最後にはパズルが完成してスッキリするがスッキリ目的の映画では全然ない。この沈痛なストーリーと重いテーマで謎解きが終わった爽快感を得る必要は全くないのだからこれは明らかに狙い過ぎである

 要は交通事故を起こして人を殺してしまった加害者の男と、死んだ被害者の妻、そしてその被害者から心臓を提供される男の3人が織り成す人間ドラマと、三者三様の喪失感を描いた作品だと思うのだが、何故あんなに複雑に細切れにしなくてはいけないのかその必然性が全くわからない。普通の構成にしてこの「21g」のテーマを際立たせた方が、訴えるものも大きいだろうしストレートに伝わると思う。これじゃ観た後印象的なのはドラマのテーマ性より構成の複雑さだw

ま、構成の話はこの位にしておいて、「21g」とは予告やチラシ等で心臓のイメージを使っていたように「誰もが死ぬと失う魂の重さ」という意味らしい、言い換えれば生きる事の重さという意味でもあるだろう。
    他人の心臓を移植しないと生き永らえない男。
    事故で最愛の夫と子供を失った女。
    誤って人を殺してしまい、拠所としていた信仰からも裏切られた男。
 大切なものを喪失してしまった彼等が向う未来は、やはり生きることへの絶望と孤独に満ちている。映画は埋められない喪失感と生きることの苦悩を浮彫りにして、それでも終わることなく続く人生の意味を問いかける。改めて考えると実にやるせない悲しみに彩られた深い作品だったりするのだ。

 だが残念なことに、このパズルチックな構成に気を取られてしまった自分の頭には、ストーリーは今ひとつ入って来なかった。映画自体が解らなくなりそうな不安が過ぎって、物凄くシーンの一つ一つに集中させられたというのに、何と言う矛盾w。こんなに劇場で観ていて疲れたにも関わらず、後で頭に浮かぶイメージもやっぱりジグソーパズルみたいにバラバラなのだ。
 思うにサスペンス映画でやるならまだしも、ヒューマンドラマにここまで奇を衒った構成の必要性ははっきり言って全く無い。単にアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の趣味か、
これ位複雑にしないとクソ重い話でつまらないからやってみたということか。

 あー、もうあまり思い出したくない、多分二度と観ないな。複雑で解り難くすれば映画のグレードがUPするわけではない、というまさに典型。


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