-何の参考にもならない映画評-
The Door into Summer
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「ロスト・ハイウェイ」
2005年 08月 25日 (木) 21:45 | 編集
 ロスト・ハイウェイ

「ロスト・ハイウェイ」 ★★★☆

LOST HIGHWAY(1997年アメリカ)
監督:デヴィッド・リンチ
キャスト:ビル・プルマン、パトリシア・アークェット、バルサザール・ゲティ、ロバート・ブレイク、ロバート・ロジア、ゲイリー・ビューシイ、リチャード・プライアー
   ⇒ サントラ収録の名曲"The Perfect Drug"(Nine Inch Nails)を試聴する

この作品がリンチに出会った最初。
「悪夢を見ている瞬間」という表現が、きっとこの映画の印象に一番近いと思う。
すべてのエピソードは繋がるようでいて繋がらない、いつまでも謎が謎のままで観客はずっとその迷宮のような世界に取り残されたままだ。よく悪い夢を見ているとき、どう考えても現実では辻褄が合わないのに夢の中では至極当然のように物事が進むというあの感覚だ。

それにしてもこの隔世感は何だろう。「ブルーベルベット」で描かれた非日常世界がここではすべて、と言っていい。余計な物を一切排したシンプルで美しい映像もおよそ日常生活の猥雑さからかけ離れている。
やっぱり得体が知れない薄気味悪い世界の演出は本当にリンチは上手い。この監督の作る世界はホラーの怖さとは違う異世界の「わからない怖さ」だと思う、大好きw

寝室の闇の中に消えたかと思うと、役柄がそっくり入れ替わる。名前を変えて現れる同じ顔の女。ビデオを撮る男。
「あの晩」何があったのか。殺されたのは誰なのか。どこからどこまでが夢で、現実なのか?そしてこの悪夢の持ち主は誰なのか?
解釈が見たいという奇特な方は下の【】を反転させて見て下さいw。
是非一度観てリンチの世界にはまることをお薦めします。
マルホの流れもこれを観た後ならかなり解り易いかもしれないしw。

■ロスト・ハイウェイの勝手な解釈
自分の解釈ではこの物語は「浮気した妻を殺して死刑囚となった男が見た悪夢(妄想)」だ。

「あの夜」とは、多分フレッドがレネエ(妻)を殺してしまった夜なのだろう。つまり自動車修理工場の男(ピート)のストーリーは、浮気していた妻を殺し、死刑囚として収監されているフレッドが見た悪夢(妄想)なのではないか。
「あの夜」という言葉にピートが反応することから彼は夢世界でのフレディであろうと推測される。ビデオやミステリーマンの謎があるけれど、これも悪夢の中のものなので、自分の忘れたい記憶が形になって出てきちゃった、ってことでしょうか。(はぁ、無理矢理っぽいかなw)
ラストでアリス(妻レネエそっくりの女)が写真から消えていたことが、彼女はフレッドの妄想の中の人物だということ、実在はしないことを示しているのだと思う。
このような観る者の混乱を招く同一人物による役柄の入れ替えが、マルホではもっとはっきりした形で現出し謎解きのキーになっている。


で、この作品はサントラが物凄くお薦めだ。ナイン・インチ・ネイルズの名曲「ザ・パーフェクト・ドラッグ」始めマリリン・マンソンやスマパン、ラムスタイン、D・ボウイ等豪華な顔ぶれによる曲が映画を否が応でも盛り上げる、要チェックのサントラだ。(詳細は下記に記載)
(2000年鑑賞作品)


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■名盤のサウンドトラック
Lost Highway (1997 Film) Lost Highway (1997 Film)

全曲一部試聴ができるので興味のある人は是非! ⇒ (試聴は此方
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