■ Title Index : all ア カ サ タ ナ ハ マ ヤ ラ ワ A-Z・数字 監督別 |
■ ★評価別Index : ★★★★★ ★★★★ ★★★☆ ★★★ ★★☆ ★~★★ |
2005年
08月
25日
(木)
21:30 |
編集

「僕の彼女を紹介します」 ★
WINDSTRUCK(2004年韓国)
監督:クァク・ジェヨン
キャスト:チョン・ジヒョン、チャン・ヒョク
⇒ AsianDB.comのTrailerを観る
こんなものに踊らされていいのか?日本人。
久々に来た最低映画(脂汗
まず、ジャンルはバイオレンスアクションでコメディでピュアラブストーリーで(脱ぎません)という闇鍋ごった煮状態、やはり問題は脚本だ。ジェットコースタームービーを目指したのか知らないが、やっと終わるのかと思ったらまた始まるエピソードの無理矢理な繋ぎと唐突な展開。またストーリー的には泣かせる為に人の生き死にを何度も絡めるというあざとさで全く苛々させられてしまった。
明らかに猟奇の2匹目を狙って作られた映画なのだろうが、いくら韓流ブームだからと言ってこれ程雑でお粗末な作りの映画も珍しい。さぁココで笑え泣けという監督の魂胆が見え見えな作りには腹立たしささえ覚える。
さらに極めつけはXJAPAN。あの曲で360度カメラ廻して引っ張られた日にはもう勘弁してくれとしか言い様がなかった。今時あんなカメラワーク有りですか?いつの時代だ。
その他のクサ過ぎるシーンの続出にはあえて触れないが、とにかくヤマ場ではすべてチョン・ジヒョンのアップ、アップ、アップ、ほぼPVですねPV。(しかしチョン・ジヒョンって身体は細いのに結構顎の線は緩いんだよな、二重顎のアップはきつい。)
随分今年はレベルの高い韓国映画を見せてもらった気がするのに最後の最後にこれ程最低最悪が来るとは(呆
作品としては日本のアイドル映画のノリで、このレベルのものを国外でも公開できること自体驚愕だ。ブームというのは本当に恐ろしい、玉石混交とはまさにこれのことだと実感。
ところが、だ。あれだけ泣かせようという意図見え見えのストーリーにもかかわらず結構泣いてる人もいたわけで、劇場。韓国映画なら何でも観たい、とりあえず泣きたいという人ならいいのだろうか?orz
それにしてももっと観る目を持とうぜ、邦画もいいのがたくさんあるんだからさ・・・こういう作品を後生大事に褒め称える韓流ブーム万歳のマスメディアにも問題があると思うが、とりあえず泣ける映画を良しとする風潮もいかがなものかと思う。
好みの問題とかそういう次元の話ではなく一作品として全く評価するに値しない非常に気分の悪い映画でした。
【追記】
「猟奇的な彼女」を観て下さいとのコメントをけんたさんから頂きました。作品が続編である場合出来る限り前作は観ることにしていますが、特に恋愛系又はハリウッド王道系の作品に関しては、感想を常に書くとは限りませんのでご了承下さい。猟奇は公開当時劇場に足を運びましたので此方に簡単に感想を掲載させて頂きます。
猟奇的な彼女
「猟奇的な彼女」 ★★★
MY SASSY GIRL、BIZARRE GIRL (2001年韓国)
監督:クァク・ジェヨン
原作:キム・ホシク
脚本:クァク・ジェヨン
キャスト:チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン、キム・インムン、ソン・オクスク、ハン・ジンヒ、キム・イル
⇒ Trailerを観る
韓国特有の極端な↑↓テンションと、所謂最悪な出会いから始まるラブストーリーの成就物としての王道パターンが上手くかみ合って、一般的に支持され易い作品になっていたと思う。
前半ラブコメ後半泣けるラブストーリーに仕立てて、ヒロインの過去の謎を引っ張りつつクライマックスに突入、観客を軽く裏切りながら感動させる、云わばこれはハリウッド的ラブストーリーのプロットである。
全くスタイリッシュさとは無縁のベタベタな脚本だが、逆に邦画にはない濃さとエネルギー、そしてその破天荒に明るいタッチが持ち味となって、新鮮な驚きをも伴って受け容れられた韓国映画と言えるのではないか。
この後の韓流ブーム及び、キム・ギドク、ポン・ジュノ、パク・チャヌク等の優れた韓国の才能が広く認められる先駆けとしてこの作品の果たした役割は大きいだろうと思う。
そして本作の最大の収穫は多分チョン・ジヒョンなのだろう。韓国って結構可愛い子がいるんじゃないか!と少なからず衝撃を受けたのは自分だけじゃないだろう。彼女の生き生きとした、くるくると変わる表情の豊かさが作品の途轍もない魅力になっていることは認めざるを得ないのだw。(顎のラインは嫌いだけど
尚「イルマーレ」同様ハリウッドリメイクされ2007年には公開の模様。
「24 TWENTY FOUR」のキンバリー役で知られるエリシャ・カスバートがヒロインに決定している。
・IMDbで情報を見る ⇒ “My Sassy Girl”
・シネマトゥディ情報

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■関連記事TB送信ブログ様(TB返し除く):39☆SMASH(順不同敬称略)
久々に来た最低映画(脂汗
まず、ジャンルはバイオレンスアクションでコメディでピュアラブストーリーで(脱ぎません)という闇鍋ごった煮状態、やはり問題は脚本だ。ジェットコースタームービーを目指したのか知らないが、やっと終わるのかと思ったらまた始まるエピソードの無理矢理な繋ぎと唐突な展開。またストーリー的には泣かせる為に人の生き死にを何度も絡めるというあざとさで全く苛々させられてしまった。
明らかに猟奇の2匹目を狙って作られた映画なのだろうが、いくら韓流ブームだからと言ってこれ程雑でお粗末な作りの映画も珍しい。さぁココで笑え泣けという監督の魂胆が見え見えな作りには腹立たしささえ覚える。
さらに極めつけはXJAPAN。あの曲で360度カメラ廻して引っ張られた日にはもう勘弁してくれとしか言い様がなかった。今時あんなカメラワーク有りですか?いつの時代だ。
その他のクサ過ぎるシーンの続出にはあえて触れないが、とにかくヤマ場ではすべてチョン・ジヒョンのアップ、アップ、アップ、ほぼPVですねPV。(しかしチョン・ジヒョンって身体は細いのに結構顎の線は緩いんだよな、二重顎のアップはきつい。)
随分今年はレベルの高い韓国映画を見せてもらった気がするのに最後の最後にこれ程最低最悪が来るとは(呆
作品としては日本のアイドル映画のノリで、このレベルのものを国外でも公開できること自体驚愕だ。ブームというのは本当に恐ろしい、玉石混交とはまさにこれのことだと実感。
ところが、だ。あれだけ泣かせようという意図見え見えのストーリーにもかかわらず結構泣いてる人もいたわけで、劇場。韓国映画なら何でも観たい、とりあえず泣きたいという人ならいいのだろうか?orz
それにしてももっと観る目を持とうぜ、邦画もいいのがたくさんあるんだからさ・・・こういう作品を後生大事に褒め称える韓流ブーム万歳のマスメディアにも問題があると思うが、とりあえず泣ける映画を良しとする風潮もいかがなものかと思う。
好みの問題とかそういう次元の話ではなく一作品として全く評価するに値しない非常に気分の悪い映画でした。
【2004.12.16】
【追記】
「猟奇的な彼女」を観て下さいとのコメントをけんたさんから頂きました。作品が続編である場合出来る限り前作は観ることにしていますが、特に恋愛系又はハリウッド王道系の作品に関しては、感想を常に書くとは限りませんのでご了承下さい。猟奇は公開当時劇場に足を運びましたので此方に簡単に感想を掲載させて頂きます。

「猟奇的な彼女」 ★★★
MY SASSY GIRL、BIZARRE GIRL (2001年韓国)
監督:クァク・ジェヨン
原作:キム・ホシク
脚本:クァク・ジェヨン
キャスト:チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン、キム・インムン、ソン・オクスク、ハン・ジンヒ、キム・イル
⇒ Trailerを観る
韓国特有の極端な↑↓テンションと、所謂最悪な出会いから始まるラブストーリーの成就物としての王道パターンが上手くかみ合って、一般的に支持され易い作品になっていたと思う。
前半ラブコメ後半泣けるラブストーリーに仕立てて、ヒロインの過去の謎を引っ張りつつクライマックスに突入、観客を軽く裏切りながら感動させる、云わばこれはハリウッド的ラブストーリーのプロットである。
全くスタイリッシュさとは無縁のベタベタな脚本だが、逆に邦画にはない濃さとエネルギー、そしてその破天荒に明るいタッチが持ち味となって、新鮮な驚きをも伴って受け容れられた韓国映画と言えるのではないか。
この後の韓流ブーム及び、キム・ギドク、ポン・ジュノ、パク・チャヌク等の優れた韓国の才能が広く認められる先駆けとしてこの作品の果たした役割は大きいだろうと思う。
そして本作の最大の収穫は多分チョン・ジヒョンなのだろう。韓国って結構可愛い子がいるんじゃないか!と少なからず衝撃を受けたのは自分だけじゃないだろう。彼女の生き生きとした、くるくると変わる表情の豊かさが作品の途轍もない魅力になっていることは認めざるを得ないのだw。(顎のラインは嫌いだけど
尚「イルマーレ」同様ハリウッドリメイクされ2007年には公開の模様。
「24 TWENTY FOUR」のキンバリー役で知られるエリシャ・カスバートがヒロインに決定している。
・IMDbで情報を見る ⇒ “My Sassy Girl”
・シネマトゥディ情報
【2007.01.13】








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